地域の未来を育む「みらいのたからばこ」イベントがクラウドファンディングを開始

地域の未来を育む「みらいのたからばこ」プロジェクト

地域密着型の子供向け仕事体験イベント『みらいのたからばこ』が、日本最大級の規模で再び開催されます。このイベントは、2024年11月9日（土）と10日（日）の2日間、インテックス大阪で実施されます。そして、その準備の一環としてクラウドファンディングが始まっています。2024年9月20日から10月31日まで、クラウドファンディングサイト「CAMPFIRE」にて支援が募られ、集まった資金は、参加する子供たちの無料入場を実現するための運営費用に充てられます。

プロジェクトの目的とは？

『みらいのたからばこ』は、子供たちが多様な職業体験を通じて夢や希望を育み、地域と企業、大学が連携してウェルビーイングな社会を目指す取り組みです。ウェルビーイング（Well-being）とは、健康だけでなく、個人や社会の向上した状態を指します。これは、日常生活の一部であり、社会的・経済的・環境的条件に影響されます。

2023年11月に開催された前回のイベントでは、事前の登録者数が約3万人に達し、抽選の結果1.7万人が来場。子供たちは地域の専門家と交流することで、様々な職業に触れ、貴重な経験を得ることができました。今年もその成功を受け継ぎ、さらなる参加者を目指しています。

プロジェクトを進めるのは母たちの愛

本プロジェクトの核を成すのは、子育て中のママたちです。彼女たちは、子供たちが自立し、未来を切り拓ける力を育んでほしいとの思いから、このプロジェクトをスタートしました。彼女たちは、子育てや教育に対する不安、キャリアとの両立の課題、さらには介護といった社会問題に直面してきた当事者として、地域のつながりや「仕事を通じた自己表現」の重要性を理解し、行動しています。

加えて、大学生ボランティアも参加し、企画段階から連携。彼らは、多様な業界との出会いを通じて自らの将来の選択肢を広げることを目的としています。昨年のイベントには130名以上の大学生が参加し、今年も70名以上が企画に参加しています。