第41回DPI日本会議全国集会が開催されます
2026年に設立40周年を迎えるDPI日本会議が、5月30日と31日の2日間、東京都新宿区の戸山サンライズで「第41回DPI日本会議全国集会」を開催します。この集会は、障害者権利条約の完全実施に向け、日本社会がこれまでに達成した進展と、今後の課題について考える重要なイベントです。
DPI日本会議の背景
DPI日本会議は1986年に設立以来、障害当事者が中心となり、権利の確立と自立した地域生活の実現を目指してきました。これまでに制度や政策提言、権利擁護、情報発信などの活動を通じて、障害者が自らの権利を享受し、地域社会の一員として暮らせる環境整備に寄与しています。
2日間のプログラム
1日目:全体会と記念パーティー
集会初日は、午後4時15分から全体会が始まり、障害者権利条約に関連したテーマで議論が行われます。特に小規模店舗のバリアフリー化と歴史的建造物へのアクセス改善について、政策提言が行われる予定です。この会議には、国会議員を招き、実現に向けた具体的な取り組みを検討します。
その後、午後6時30分からはDPI設立40周年を祝う記念パーティーが開催され、全国の参加者と交流する機会となります。
2日目:分科会
2日目は、3つの分科会が設けられています。1つ目は「入所施設と自立生活センターの連携による地域移行」についての議論です。入所施設から地域生活への移行支援の事例として、施策の機能を紹介し、皆で意見を交わします。
2つ目の分科会は「障がい者の子育ての権利」をテーマに、優生思想が生む問題点や支援の必要性について考察します。
3つ目は改正される成年後見制度に関する分科会で、法的な視点から現場の実践を通して制度改正の意義と課題を整理します。ここでは法務省の担当者と現場からの参加者が議論します。
参加の意義
今回の全国集会は、障害者運動の最新の動向を把握する絶好の機会です。制度や政策の最新情報に加え、当事者が自身の経験を語ることで、参加者一人ひとりが社会を動かす力を感じられる場になるでしょう。また、全国各地から集まった仲間と直接交流し、運動のヒントを得ることも期待されています。
申込みと参加方法
参加費は4,000円で、資料代を含みます。希望者には1日目の記念パーティーへの参加費が5,000円、2日目のお弁当が1,500円となっており、セッション毎や興味に基づいて申し込むことができます。申し込みは専用のWEBフォームから行うことができ、締切は5月15日です。
さらに、情報保障としてPC文字通訳や手話通訳、点字資料の提供もありますので、障害者の参加者にも配慮されています。
この全国集会に参加することで、障害者権利条約を基にした新たな社会の発展に向けた具体的なビジョンを共有し、一緒に未来を考える貴重な機会として、多くの方々の参加を期待しています。