株式会社アイスタイルが発信する最新ビューティートレンド情報

美容トレンドの最前線

株式会社アイスタイルが発信するニュースレター「@cosmeのトレンドの芽」の2024年8月版がリリースされました。このニュースレターは、ユーザーからの膨大なクチコミデータを基に、今後の美容トレンドを見極めるための貴重な情報源です。日本最大のコスメ・美容サイト「@cosme」では、国内外の42,000以上のブランドと40万点以上のコスメデータが集約され、日々ユーザーからの生の声が寄せられています。

このサービスは1999年に始まり、特に20代から30代の女性にとって欠かせない存在に。2023年12月には累計クチコミ数が2,000万件を超え、その人気の高さを物語っています。毎月の「トレンドの芽」では、新たに登場されたワードや前年比での人気急上昇ワードをピックアップし、次なるトレンドの種を発見します。

トレンドワードの倍増

この1か月だけで、@cosmeには約8万件の購入品クチコミが投稿され、そこから得られた約8万語の言葉は、2015年から2024年7月の出現率を基に専門的に分析されています。

特に目を引いたのは、サーモン由来の「リジュラン」成分です。これは美容医療でも人気が高まり、その結果、サーモンのDNAを用いたスキンケア製品が次々に登場しています。PDRNという成分は肌の再生を助け、エイジングケアとしても注目されています。「食べる美容液」という表現も流行しており、スキンケアにおける新たなトレンドの到来を感じさせます。

アイテムの多様化

次に注目すべきは、メイクツール「フィンガーブラシ」です。指先で簡単に仕上げができるこのツールは、多機能性が高く、リップだけでなく、コンシーラーやアイシャドウなどでも活用されています。自然でナチュラルな仕上がりにこだわる人々に支持されています。

さらに、平成メイクの復活も話題になっています。懐かしのコスメが再登場し、当時のトレンドが今も愛され続けている様子が見えます。新たに、「たまごっち」の復刻版やKATEの限定アイテムが市場に出回り、消費者の関心を集めています。

夏のお悩み解決

夏に向けての皮脂やテカリの対策として、スキンケアとメイクの両方が重視されています。「粉祭り」というユニークなフレーズが登場しており、多くの人々がパウダーアイテムを使っています。同時に、保湿や皮脂コントロールに特化したスキンケア商品も増えているとのこと。

最近のSNSでは「盛り耐性診断」の影響で、似合うアイテムを探す動きが加速しており、淡い色合いのナチュラルメイクも人気を博しています。このようにトレンドは多様化しており、リサーチチームがその変化を捉えています。

売れ筋アイテム

具体的には、当社が調査した8月の@cosme TOKYOでの売上ランキングでも、夏に特化したアイテムが目立ちました。特に、シートマスクが1位から4位を独占しており、韓国ブランドの商品が好まれています。これもまた、シーズンに合わせたニーズを反映していると言えるでしょう。

このように、「@cosmeのトレンドの芽」は、単にトレンドを把握するだけでなく、日々変化するビューティー市場をリアルタイムで分析し、ますます多様化する消費者ニーズに応えています。最新のクチコミ情報を駆使して、今後の美容製品の選択に役立てていただきたいと思います。最新情報は公式サイトでもご覧いただけます。