地域の未来を拓く！行政職員向けプロボノセミナー開催のお知らせ

行政職員のためのプロボノセミナー開催

2021年7月15日、オンラインにて『行政職員のためのプロボノセミナー〜「ふるさとプロボノ」が提案するこれからの地域づくり〜』が開催されます。このセミナーでは、プロボノの魅力や地域との協働の必要性について、参加者が学ぶことができる貴重な機会となっています。

プロボノとは？

プロボノとは、専門的なスキルや経験を持つ個人が、それらを無償で活用して社会課題に貢献する活動を指します。特に都市部の企業人たちの間で注目を集めており、参加者数は年々増加しています。その背景には、地域社会の抱える課題や、特に人口減少という深刻な問題があります。

地域づくりの新しいアプローチ

日本の地域社会は、従来の住民や行政による取り組みだけでは限界があるとされています。そのため、地域の可能性を引き出す新しいアプローチが必要です。そこで注目されているのが『ふるさとプロボノ』です。このプログラムでは、都市部の企業人が地域を訪れ、地元の課題を認識しながら、具体的な成果物をもたらすことを目指しています。

たとえば、地域特産品のマーケティング調査や、地域づくりの活動を広げるためのマニュアル作成、さらには移住者向けのパンフレット制作など、多岐にわたる成果物が生まれています。

継続的な地域貢献の可能性

『ふるさとプロボノ』は、成果物を提供するだけでなく、参加者に地域への愛着を育む点でも魅力的です。現地での交流やともに課題解決をする過程で、参加者は地域への「関係人口」としての意識を持つようになります。これにより、都市部と地方の新しい関係が築かれ、二拠点居住やワーケーションが活性化する可能性も広がります。

セミナー内容と目的

今回のセミナーでは、地方自治体や中央官庁の職員、地域づくりに関心のある研究者やNPO関係者などを対象とし、これまでのプロボノの実績や地域との協働事例を紹介します。

基調講演と事例発表

基調講演では、法政大学の図司直也教授が登壇し、地域経営における外部人材の活用についてお話しします。また、青森県の『青森プロボノチャレンジ』や信州高山村の観光振興におけるプロボノの活用事例も紹介されます。これにより、他地域の実践事例を通じて地域づくりのヒントを得ることができるでしょう。

セミナー開催概要

- 日時: 2021年7月15日（木）14:00-16:00
- 会場: オンライン
- 対象: 自治体職員、中央官庁職員、地域づくりに関心のある人々
- 定員: 100名（無料）
- 参加申込: 申込フォーム
- 主催: 認定NPO法人サービスグラント

プロボノの重要性

プロボノは、地域の活性化に貢献する重要な手段であり、日本全土で新しい地域づくりの形を模索する中で、企業人の力を地域に活かす新たな試みです。『ふるさとプロボノ』を通じた具体的な活動や成果は、多くの地域に希望をもたらすことでしょう。

地域の未来を共に考えるこのセミナーで、新たな気づきを得るチャンスをお見逃しなく！