一般社団法人結婚・婚活応援プロジェクトが誕生！出会いの場を広げる新たな取り組み

新たな出会いを応援する「結婚・婚活応援プロジェクト」設立

日本における未婚率の上昇と出生率の低下は、今や深刻な社会問題となっています。この度、こうした現状を打開するために「一般社団法人結婚・婚活応援プロジェクト」が設立されました。この団体は、結婚を望む人々に安全で安心な出会いの場を提供し、幸せな結婚へと導くことを目的としています。

代表理事によるビジョン

この団体の代表理事には、日本創成会議の座長であり、元総務大臣でもある増田寛也氏が就任しております。増田氏は、人口減少に伴う地方消滅の危機を訴え続けており、出会いや結婚を通じて個々の幸福が社会を活性化するとの視点から、このプロジェクトの重要性を強調しています。彼は、人口減少問題を解決するためには、結婚や出産、そして子育てに関する社会的なアプローチが必要だと述べています。

日本の未婚率と恋愛事情

最近のデータを見ると、日本の恋愛結婚の割合は約90%と言われています。しかし、20代から40代の未婚者に目を向けると、男性の約80%、女性の約65%が恋愛のパートナーを持たないという現実があります。この状況は、未婚率の上昇や出生率低下の一因であり、早急な対策が求められています。そこで、「結婚・婚活応援プロジェクト」では、オープンで安心できる出会いの場を提供し、より多くの「フタリ」を生み出すことが目標です。

活動内容と展望

今回のプロジェクトは、ポジティブな結婚観を広め、恋愛を活性化するためにさまざまな活動を計画しています。今年11月には、これまでの婚活推進議員連盟とも連携し、ワークライフバランスの促進や女性の社会進出をテーマにしたシンポジウムやイベントを実施予定です。これにより、結婚を希望する人々への情報提供や出会いを促進することを目指しています。

登録企業とサポート体制

当プロジェクトは、株式会社リクルートや楽天グループのオーネットなど、増田氏を含む賛同企業によって構成されています。参画企業は、結婚活動の推進に取り組む企業を中心に、合計で8社が名を連ねています。これにより、民間企業の力を活用し、より実効性のあるアプローチが可能になります。

未来の展望

「一般社団法人結婚・婚活応援プロジェクト」は、今後も多様な活動を通じて出会いを生み出し、ポジティブな結婚観を広めていきます。特に、若い世代に向けた情報発信も強化し、より多くの人々にこのプロジェクトの意義を理解してもらえるよう努めていく予定です。また、WebサイトやSNSを活用して、広範な情報を提供し続けることで、結婚や婚活に対する関心を高めていくことでしょう。