太陽グループ、2025年度合同入社式を万博記念公園で開催
2023年、太陽工業株式会社、TSP太陽株式会社、アクティオ株式会社という三社から構成される太陽グループは、「2025年度合同入社式」を万博記念公園のEXPO'70パビリオン別館展示室にて盛大に開催しました。この日は、太陽工業から17名、TSP太陽から5名、アクティオから2名の新入社員を迎え入れ、合計24名のフレッシュな顔ぶれが新たなスタートを切りました。
各社の社長が新入社員に向けて心温まる祝辞を述べ、彼らの新しい門出を祝いました。
万博の歴史と太陽グループの成り立ち
太陽グループのルーツは、1970年に大阪で開催された日本初の万国博覧会にまで遡ります。この万博では太陽工業がテント構造物を駆使して大規模なパビリオンの設営や運営を行い、これによりTSP太陽やアクティオが設立されました。そして、今日の太陽グループが形成されることとなったのです。
2025年に控える大阪・関西万博でも、太陽グループは新たなソリューションを集結させ、幅広い施設のテント構造物や会場運営を行う予定です。社長たちはその期待を口々に語りました。
新入社員に対する社長のメッセージ
太陽工業社長 能村 祐己の祝辞
能村社長は、新入社員たちが「人類の進歩と調和」をテーマにした万博という歴史的瞬間に立ち会う特別な世代であることを強調し、先輩たちの苦労と努力が今の太陽グループを支えていることに触れました。そして、「失敗を恐れず挑戦し続け、成長してほしい」と新入社員を激励しました。
TSP太陽社長 池澤 嘉悟の祝辞
池澤社長は、年間1100以上のイベントを手がけるプロ集団としての自負を示し、新入社員たちが太陽グループでの経験を通じて夢を実現し、未来を担う人材に成長してほしいと願いました。
アクティオ社長 淡野 文孝の祝辞
淡野社長は、変化し続ける時代の中で新入社員の挑戦が太陽グループの未来を創るものであるとし、楽しい困難な道を一緒に乗り越えていこうとの希望を述べました。
新入社員の意気込み
新入社員たちの代表として、濵田拓見さんが挨拶しました。彼は「膜」という技術が人々の暮らしを明るく支える力を持ち、社会に貢献する重要な役割を担っていることに誇りを感じています。また、先輩方の技術と知識を学びながら自身の新しい発想を具現化する努力をする決意を述べました。
TSP太陽の岩井菜々子さんは、イベント会社としての自らの位置づけを明確にし、全力で取り組んでいく決意を豪語。新入社員一同、社会人一年目の不安を抱えつつ、全力で挑戦する意義を強調しました。
アクティオの山城莉子さんは、施設運営の重要性を認識し、喜びと感動を提供するために全力を尽くすことを誓いました。
太陽グループの未来
太陽グループは1922年に始まり、常に「少しでも社会の役に立ちたい」という目標を持ってきました。その志をもって製品開発に取り組む中、1970年の万博で更なる飛躍を成し遂げました。これからも、グループ3社のシナジーを高めながら「世界を、やわらかく。未来を、あたたかく。」するべく、挑戦し続ける姿勢を貫いていくでしょう。