映画監督とWeb3が共演!ネパールの女性支援プロジェクト始動
株式会社フィナンシェが、映画監督・李闘士男氏とWeb3コミュニティMe-Moon Guildが共同で展開する社会課題応援プロジェクト《STORY ENGINE》を立ち上げました。この取り組みは、エンターテインメントの力で社会問題を解決しようという試みです。プロジェクトは特に、ネパールの女性たちに焦点を当て、彼女たちの収入向上を目指す活動を推進します。
STORY ENGINEの概要
STORY ENGINEは、「人の心を動かすエンタメ」をモットーに、社会の課題に取り組む個人や団体を支援することを目的としています。このプロジェクトでは、映画監督である李闘士男氏のビジョンと、Me-Moon Guildによるトークンを活用した応援システムを融合させます。
支援の過程はドキュメンタリー映像として記録され、コミュニティと公衆に発信されていきます。これにより、活動への意識向上と行動の連鎖を生み出すことが狙いです。
ネパールでの挑戦
プロジェクトの第1弾では、ヒマラヤ山麓のコタン地域で活動する日本人女性、仲琴舞貴さんにスポットライトが当てられました。コタン地域の女性たちは、美しい自然に囲まれながらも少ない働き口に苦しんでおり、夫や息子は出稼ぎに出ることが多いのが現実です。仲さんはこの状況に心を痛め、女性たちが村に居ながらも収入を得られる方法を模索しました。
ピーナッツを使った新たな試み
仲さんは、古来種のピーナッツを活用した加工食品の製造・販売事業を立ち上げました。開発されたピーナッツバターやピーナッツバターキャンディは、単なる製品ではなく、女性たちが家族と共に生活するための手段となります。この挑戦は、映像、コミュニティ、トークンの力によって支えられ、広がっていくことを期待されています。
トークンによる参加型体験
このプロジェクトでは、FiNANCiEプラットフォームを利用し、支援者がトークンを通じて活動に参加することができます。これにより、企画投票や製作協力、限定コンテンツの視聴など、様々な形で関与できます。例えば、仲さんの活動報告やオンラインイベントへの参加権、さらにはNFTアートの配布なども予定されています。
第1弾ファンディングの詳細
《STORY ENGINE》では、コミュニティの成長に合わせてファンディングを行います。支援者は、ドキュメンタリー制作の過程に参加し、その成果を共に体験することができます。集まった資金は、現地取材や映像制作、オンラインストアの立ち上げ、そして支援対象者の活動のサポートに活用される予定です。
プロジェクトメンバー
監督の李闘士男氏は、社会問題を題材とした映像作品を多数手掛けており、本プロジェクトでもその経験を活かして主導します。また、Web3コミュニティであるMe-Moon Guildは、社会課題の支援に力を入れ、トークンを用いた新たな支援の形を創り出しています。
結論
《STORY ENGINE》は、ネパールの女性たちが自身の未来を切り拓くための力強い支援を提供する新たな試みです。映画とWeb3の力を融合させたこの挑戦が、地域社会にどのような影響を及ぼすのか、今後の進展に期待が高まります。