札幌国際芸術祭2027のテーマ発表と新アドバイザー決定

札幌国際芸術祭2027の新たなテーマと展望

札幌国際芸術祭（SIAF）は、3年ごとに世界中の最先端アート作品を紹介する特別なイベントです。2027年には、札幌の雪に包まれる中で、新たなテーマ「PLANET SNOW（プラネット・スノー）」が設定されました。このテーマは、札幌を一つの星として捉え、そこに暮らす人間の文化や歴史、未来に対するビジョンを探究することを目的としています。

テーマ「PLANET SNOW」の意味

「PLANET SNOW」というテーマは、雪の美しさや札幌の特性を活かしつつ、宇宙規模での思考を促します。つまり、私たちが住むこの星、札幌のスノーを通じて、より広い視野で地球や宇宙について再考しようという提案です。このテーマは、アートと科学が交差することで、新たな洞察を得ることを目指しています。

アドバイザーに山崎直子氏が就任

さらに、SIAF2027では新たに「アドバイザー」の役割が設けられ、宇宙飛行士であり札幌市青少年科学館名誉館長の山崎直子氏が選ばれました。彼女は、自身の子供時代の記憶をもとに、宇宙と地球の関係について新たな視点を提供し、雪の星としての札幌の魅力を引き立てる役割を果たします。山崎氏は、テーマの意義について次のように述べています。

>「私が子どもの頃に見上げた星空の美しさを思い出します。札幌の雪景色と、宇宙に浮かぶ惑星としての地球を重ねるこのテーマには、非常にワクワクしています。」

前回に引き続き、異なるジャンルの融合

前回の開催では「LAST SNOW」というテーマのもと、人々が共に未来を考える場が設けられました。その流れを受けて、SIAF2027ではアート、科学、テクノロジーのさらなる融合が図られ、各分野の特性を生かした新たな作品やプロジェクトが生まれることが期待されています。このように、アートの可能性を拡張する企画が進められています。

SIAF2027の開催に向けて、期待が高まる

今年度は、SIAF2027のプログラムやプレイベントが本格的に始動します。札幌国際芸術祭が提供する新たな創造の旅に、多くの人々が参加し、共に未来のビジョンを描き上げることが求められています。アーティストや市民が共に創り出す場として、札幌独自の文化が深化していくことでしょう。私たちは皆様のご参加を心よりお待ちしております。

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