東京都及び公益財団法人東京都環境公社が、このたび新エネルギー推進に係る技術開発支援事業の令和8年度募集を開始しました。本事業は、2050年に向けたゼロエミッション東京の実現を目指すもので、東京の脱炭素化を推し進めることを重要なテーマとしています。新エネルギーや関連技術の開発を促進し、東京の産業振興を支え、経済成長を図ることが大きな目的です。
事業概要について
この支援事業の対象となるのは、新エネルギーの利活用や普及をサポートするための調査研究、技術開発、実証、実装などです。特に、東京の脱炭素目標や産業振興、安定的かつ経済的なエネルギーシステムの確立に寄与する取り組みが求められています。
助成期間は最大で5年間、交付決定からのスタートとなります。また、支援対象となる事業者には、東京都内の大企業と中小企業が協力して構成する企業グループが求められ、助成金の額は1グループあたり最大で30億円、対象経費の3分の2以内が助成されます。申請にあたり、最低10億円以上の総事業費が必要です。
募集情報
募集のエントリーは令和8年6月23日から始まり、10月1日17時まで受け付けています。本申請は10月15日17時までが期限です。詳細な申請仕様や要項は、専用ウェブサイト(https://tokyo-new-energy.jp)からダウンロード可能です。
申請方法は、指定のエントリーシートを電子メールで事務局に提出し、続けて指定の申請書類一式を同様に提出する流れになります。事務局は、受領後2営業日以内に受付完了を連絡しますので、安心して申請を進めることができます。
今後のスケジュール
今後の主要日程としては、エントリー期間の他に書類審査やプレゼンテーションなどの審査プロセスがあり、交付決定は令和9年2月頃が予定されています。これは参加企業にとって非常に重要な機会であり、新しい挑戦を応援するチャンスです。
昨年度の事業成果
令和7年度には、次世代型太陽電池との連携も視野に入れた国産軽量太陽光発電システムや、太陽光発電パネルのリユース・リサイクルを進める技術が採択されました。これにより、設置が難しかった場所でも発電を行うことが可能になり、脱炭素・循環型社会の実現に向けた技術が提供されています。この取り組みの代表企業は京セラ株式会社です。
新エネルギーの推進は、企業にとって持続可能なビジネスモデルへの転換を意味します。支援事業への参加を通じて、これからのエネルギー産業の礎になる技術をつくり上げていきましょう。