男性育休支援のオンラインコミュニティ「パパ育コミュ」のクラウドファンディング開始

男性育休を支える「パパ育コミュ」の挑戦

2023年2月2日から3月3日の期間、男性育休推進を目指すオンラインコミュニティ「パパ育コミュ」がクラウドファンディングを開始します。このプロジェクトは、育児を楽しむパパたちが孤立せずに支え合える環境を提供することを目的としています。

パパ育コミュとは？

「パパ育コミュ」は、2020年6月にシカゴリラ氏の発起により設立されました。彼は妻の産後うつや育休中に感じた孤独から、パパたちが繋がれる場を作りたいと考え、このコミュニティを立ち上げました。現時点で約200名のメンバーが在籍しており、そのうちの半数が育休中のパパです。皆が気軽に参加できる無料の環境の中で、育児や家庭に関するさまざまな話題について語り合っています。

クラウドファンディングの目的

クラウドファンディングの主な目的は、このコミュニティを存続させるための資金を集めることです。最近では、男性育休の重要性が見直され、育児に積極的に参加するパパが増えています。しかし、依然として育休を取得する割合は少数で、多くのパパたちが悩みを抱えています。そこで、パパ育コミュは無料で参加できるコミュニティとして、その役割を維持していきたいと考えています。

ただし、活動には諸費用がかかるため、サーバー利用料やイベント開催費、オンライン会議のZoom代など、赤字運営が続いています。今回のクラウドファンディングによって得られた資金は、これらの運営費用や新たなプロジェクトの実施に充てられます。

新たな取り組み

具体的には、今後男性育休に関するセミナーの開催や、企業向けの育休に関連する書籍の出版、さらにはパパ教室やリアルなイベントの実施も計画しています。このように、パパ育コミュはオンラインだけでなく、より多くのパパたちが参加できる活動を広げる予定です。

支援のリターン

支援者にはさまざまなリターンを用意しています。例えば、1,000円の支援でオリジナル感謝状やZoomの背景がもらえるほか、3,000円ではお子さまのオリジナルイラストなども提供されます。また、5,000円の支援でパパ育コミュの川柳コンテスト審査員資格が与えられます。さらに、10,000円以上の支援を行うと、お子さま用の食器や記念動画の作成なども行われます。

直近のイベント情報

「パパ育コミュ」は、所属メンバー以外も参加できるイベントを定期的に開催しています。2月の毎週火曜日と木曜日、土曜日にはTwitterスペースで座談会が行われ、2月11日にはキャリア戦略に関するセミナーも開催予定です。また、2月17日からは川柳企画もスタートします。3月にはSDGsに関するセミナーも計画されています。