SNSススメル特許取得
2021-05-31 13:00:04
新しいSNS「ススメル」が特許を取得し、レビューの交流を促進します
新しいSNS「ススメル」が特許取得
最近、ある新しいSNSが特許を取得したことで注目を集めています。このSNSは、ユーザー同士がオススメ情報を共有し合う仕組みを持ち、特許第6857932号が認められました。一般的に、AIを使ったレコメンドシステムが多くを占める中で、このSNSはユニークな手法を採用しています。ユーザーがお互いのレビューに対してオススメを投稿することで情報が循環し、社会におけるセレンディピティ、つまり偶然の出会いを生み出すことを目指しています。
特に今の時代、AIによるレコメンドシステムはしばしば「エコーチェンバー現象」という社会的問題を引き起こしています。自分と同じ趣味や意見を持つ人ばかりが推薦され、様々な情報が偏り、他の視点が見えにくくなってしまいます。この現象は人々が自己同一性の確認を必要とする一方で、広範な社会的対話を阻害しています。
この状況を憂慮するのは、会社の代表である鈴木領一氏です。鈴木氏は、特許を通じて人と人との真の触れあいを取り戻すツールを提供したいと考えています。彼は、「社会がハイテクになっていくほど、人々は人との関わりを求めるようになる」と未来学者ジョン・ネイスビッツの言葉を引用し、現在の社会がその瞬間にあることを感じています。また、コロナ禍が人々の出会いを妨げ、社会的分断を進める中で、この特許がその打破の一助になることを期待しています。
ススメルの特徴と今後の展望
この特許をもとに、現在「ススメル」というSNSが試験運用中です。このプラットフォームでは、本や映画、テレビ番組のレビューを投稿でき、他のユーザーからのオススメを受け取ることが可能です。たとえば、Amazon PrimeやNetflixオリジナルの作品を検索し、簡単にレビューやオススメ情報をシェアできます。また、ユーザーは「ススメて!Q」という機能を通じて、自身の質問を投げかけ、外部SNSへの投稿も行える仕組みが整っています。これにより、利用者間の交流が深まることを目指しています。
さらに、今後はiOS版とAndroid版のアプリも開発される予定で、年内の正式ローンチに向けて、開発が進められています。「ススメル」は単なるレビューサイトではなく、人と人との直接的なコミュニケーションを重視したサービスであり、これからの展開に期待が寄せられています。
「ススメル」は、ただのレコメンドシステムではなく、従来のSNSからの脱却を目指す新しい試みです。特許取得を背景に、国際的な展開を視野に入れていることも注目です。もし貴方も新たな情報の受け取り方に興味があるなら、「ススメル」を試してみてはいかがでしょうか。今後、レビューを通じた新しい出会いや価値の発見があなたを待っていることでしょう。
会社情報
- 会社名
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有限会社楽々
- 住所
- 東京都千代田区二番町11-7住友不動産二番町ビル3F
- 電話番号
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