ムーミン・シリーズの魅力を再発見するトークイベント
2024年10月31日、代官山の蔦屋書店にて、著書『なぜスナフキンは旅をし、ミイは他人を気にせず、ムーミン一家は水辺を好むのか』の刊行記念トークイベントが開催されます。本イベントでは、文学研究者の横道誠氏とムーミン・シリーズの大ファンである二村ヒトシ氏が登壇し、ムーミン作品の新しい読み方について語ります。
新しい視点から読み解くムーミン
横道氏は、自身の経験を元に発達障害の観点からムーミン・シリーズを読み解いた内容を紹介しています。今回の著書では、スナフキンやミイなどのキャラクターが持つ独特な特性が、どのように物語の中で表現されているかを考察しています。このような新たな視点は、ムーミンに対する理解を深めるきっかけとなることでしょう。
トークイベントの内容
本イベントのタイトルは「あなたならではの読み方がきっとあるはず」。参加者は自分自身の視点からムーミンを楽しむことを促されます。横道氏と二村氏は、ムーミン・シリーズに秘められた深いメッセージや哲学について、参加者と共に探求し合います。特に、子供の頃に「難しい」と感じた方にも、再びムーミンの魅力を再発見する機会を提供します。
イベント詳細
- - 日時: 2024年10月31日(木) 19:00~20:30
- - 会場: 代官山 蔦屋書店3号館 2階 イベントスペース
- - 料金: 来店参加券 2,200円 (税込) / オンライン参加券 1,500円 (税込)
- - 申し込みページ: イベント詳細および申し込みページ
参加者の声
今回の著書には、ムーミン・シリーズが提供する多様性社会へのメッセージについて、多くの反響があります。「ムーミン谷は、多様性を認め合う社会のモデルだ」との意見や、「発達障害に対する理解が深まった」との声も寄せられています。特に、著者が描くスナフキンやムーミンパパの行動が、どのように個々の特性や人生観に根ざしているかが印象的です。
著者プロフィール
- - 横道誠: 文学研究者であり、発達障害当事者としての視点を持つ。自助グループ活動を通じて、ムーミンに寄せる思いを本著に込めた。
- - 二村ヒトシ: アダルトビデオ監督暨文筆家。独自の視点でムーミン・シリーズを楽しむことで知られる。
ムーミンが持つメッセージ
ムーミン・シリーズは、特に「ぴったりの居場所がない人」のために書かれた作品です。自分勝手で個性的なキャラクターたちが、どのようにして共存しているのか、またその中に潜むメッセージを掘り下げていく。その結果、世界の多様性について考える手助けとなるでしょう。
このトークイベントは、ムーミン・シリーズを愛するすべての方にとって、特別な体験となること間違いなしです。ぜひご参加ください。