大阪市で無料セミナー開催、マンション修繕の専門家と共に課題解決を探る

マンション修繕の未来を考える

2024年9月21日、大阪市のグランフロント大阪において、株式会社オプテージが提供する大規模修繕専門家マッチングサービス「マンション修繕なび」に関連した無料セミナーが開催されます。このセミナーでは、大阪市都市整備局住宅政策課が登壇し、マンション管理の現状や課題についての知識を共有します。

昨今、築年数が経過しているマンションでは、12〜15年ごとに必ず実施される「大規模修繕」が重要な問題として浮上しています。特に、この修繕には工事資材や人件費の高騰、修繕積立金の不足、管理組合内での意見統一の困難さなど、複数の社会的課題が絡んでいます。

こうした環境を踏まえ、大阪市では長期修繕計画の見直しを含む各種支援策を展開してきました。特に「築30年以上のマンションの管理組合が作成している長期修繕計画の割合」や、「マンション管理に関するセミナーへの参加者数」を向上させることを目標に、マンション管理の適正化を推進しています。

オプテージは2021年から「未来を考える大規模修繕セミナー」を実施し、マンション修繕の専門家と共に600名以上の参加者と個別相談を行ってきました。この活動を通じて、関西地域の200以上の管理組合と連携し、課題解決に取り組んできた実績があります。

今回のセミナーでは、大阪市の担当者がマンション管理の現状や施策について説明するほか、オプテージの代表が長期修繕計画見直しの重要性やその運用について詳しく解説します。さらに、セミナー後半には管理組合役員間の交流会も開催され、情報や経験の共有、具体的な課題解決策について議論する場となります。