福井県坂井市が「幸せ」をテーマに手紙コンクールを開催
福井県坂井市が主催する「一筆啓上賞」の第34回目が、2026年度に向けて新たなテーマ「幸せ」を発表しました。4月7日、坂井町にある「手紙の館」で行われた記者会見では、市長の池田禎孝氏や丸岡文化財団の関係者が顔を揃え、今年のテーマについて熱く語りました。
この一筆啓上賞は、日本で最も短い手紙を書くことを目的としたコンクールとして知られていますが、今回は初めて「幸せ」というテーマが選ばれました。これまでにも候補には挙がっていたものの、具体的なテーマとして採用されるのは今回が初めてです。丸岡文化財団の田中典夫理事長は、現代の厳しい社会情勢を踏まえ、「さまざまな幸せが存在することを感じてもらいたい」と話し、応募者に対して、日常生活の中で感じる小さな幸せを手紙として表現してほしいとの思いを伝えました。
池田市長も「市制20周年を祝う年にふさわしいテーマ」とし、市民が「幸せを実感できるまちづくり」を進めていることを強調しました。「皆さんの心が温かくなるような手紙を待っています」と、応募を呼びかけています。
応募方法と締め切り
応募は所定の用紙または便せんに40文字以内で表現し、指定の宛先に送付する方式です。個人で何通でも応募可能で、締め切りは10月16日。入賞者は来年1月下旬に発表される予定です。手紙の宛先は以下の通りです:
〒910-0298 福井県坂井市丸岡町霞町3-10-1 一筆啓上賞「幸せ」係
名誉選考委員の発表
また、丸岡文化財団は新たな名誉選考委員として、長年審査に関わってきたシンガーソングライターの小室等さんを発表しました。彼は第9回から第33回までの記録的な選考委員であり、今後は名誉の立場となります。新たな選考委員には、詩人の佐々木幹郎さん、作家の宮下奈都さん、俳人でエッセイストの夏井いつきさん、タレントのパトリック・ハーランさん、住友グループ広報委員会事務局長の阿部剛嗣さんが名を連ねます。
このように、坂井市では「幸せ」をテーマにした手紙の応募が始まりました。皆さんもぜひ、この機会に自分が感じる幸せを言葉にしてみてはいかがでしょうか。素敵な手紙がたくさん集まることを期待しています。