神奈川の賃貸管理会社が電子契約システムを導入し、業務効率化と顧客満足度向上を実現
神奈川県を中心に約7,500戸もの賃貸物件を管理するシー・エフ・ビルマネジメント株式会社が、不動産テック企業であるイタンジ株式会社の電子契約システム「電子契約くん」を導入しました。この導入により、同社は賃貸借契約の完全電子化を実現し、業務効率の劇的な向上と顧客満足度の向上を目指しています。
賃貸業務のDX化を推進
シー・エフ・ビルマネジメント社は、2019年よりイタンジ社の物件確認電話自動応答システム「ぶっかくん」、内見予約システム「内見予約くん」、申込受付システム「申込受付くん」を導入しており、賃貸管理業務におけるデジタル化を積極的に推進してきました。「電子契約くん」の導入は、これらのシステムと連携することで、物件確認から内見予約、入居申込、そして賃貸借契約までをオンラインで完結させることを可能にするものです。
「電子契約くん」導入によるメリット
「電子契約くん」の導入によって、シー・エフ・ビルマネジメント社は以下のようなメリットを得られると期待されています。
重説の非対面化: 入居希望者の来店が不要となり、顧客の利便性が向上します。
契約書の郵送削減: 郵送にかかる時間とコストを削減し、業務効率が向上します。
即日契約締結: 審査完了後、最短で即日賃貸借契約を締結することが可能になります。
ペーパーレス化: 契約書類の電子化により、紙の使用量を削減し、環境への配慮にも繋がります。
情報セキュリティの強化: 電子データ化により、入力ミス、契約書の偽造・改ざん、不正アクセスといったリスクを軽減できます。
これらのメリットにより、シー・エフ・ビルマネジメント社は、よりスムーズで効率的な賃貸借契約業務を実現し、顧客満足度の向上に繋げることが期待されます。
イタンジ社の取り組み
イタンジ社は、「テクノロジーで不動産取引をなめらかにする」というミッションのもと、不動産業界におけるDX化を推進しています。同社が提供する各種SaaSサービスは、多くの不動産会社に導入されており、電子契約件数は年間30万件を超えています。 「電子契約くん」は、賃貸住宅の入退去や更新に関する契約締結をオンラインで完結できるシステムで、入居申込情報との連携により、顧客の手間を削減し、審査完了後即日で賃貸借契約を締結することが可能です。さらに、賃貸保証契約や駐車場契約などの電子契約にも対応しています。
今後の展望
シー・エフ・ビルマネジメント社は、「電子契約くん」の導入によって、業務効率の更なる向上と顧客満足度の向上を目指しています。また、イタンジ社は、今後も不動産業界のDX化を支援し、安全で利便性の高いサービスを提供していくことを目指しています。今回の導入事例は、不動産業界におけるデジタル化の進展を示す一つの象徴と言えるでしょう。 今後の不動産業界におけるデジタル化の動向に注目が集まります。
シー・エフ・ビルマネジメント株式会社の概要
社名: 株式会社シー・エフ・ビルマネジメント
代表者: 代表取締役社長 小川 哲平
本社: 神奈川県鎌倉市大船2丁目19番35号CFネッツ鎌倉ビル
事業内容: 不動産投資コンサルティング、不動産経営コンサルティング、空室対策、プロパティマネジメント、賃貸住宅のマスターリース、不動産管理、建築・リフォーム、リスクマネジメント、相続対策・事業承継コンサルティング
イタンジ株式会社の概要
社名: イタンジ株式会社
代表者: 代表取締役社長執行役員CEO 永嶋 章弘
本社: 東京都港区六本木3-2-1 住友不動産六本木グランドタワー 42F
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事業内容: リアルタイム不動産業者間サイト「ITANDI BB」の開発・運営、不動産賃貸業務DXサービス群「ITANDI BB +」の開発・運営