『傲慢と善良』100万部突破
2024-07-11 13:35:11

辻村深月『傲慢と善良』が100万部突破!映画化も決定し、更なる注目を集める傑作ミステリ

作家生活15周年記念作品として発表された辻村深月さんの傑作恋愛ミステリ『傲慢と善良』(朝日文庫/2022年9月刊)が、ついに累計発行部数100万部を突破しました。映画化も決定しており、W主演に藤ヶ谷太輔さんと奈緒さんを迎え、2024年9月27日(金)より全国公開予定です。映画のメインビジュアルを使用した新帯で重版もされ、書店店頭で展開されています。

2022年9月の文庫版発売からの直近1年間(2022年9月~2023年8月)の売上で、紀伊國屋書店、三省堂書店、丸善ジュンク堂書店、TSUTAYA、くまざわ書店、文教堂の6チェーンすべてで文庫ジャンル1位を獲得。さらに、ジュンク堂書店池袋本店調べでは、文芸/文庫新書ジャンルでの売上1位を獲得するなど、2023年で最も売れた文芸書となりました。

ベストセラーランキングを席巻する『傲慢と善良』は、2023年9月には『メタモルフォーゼの縁側』の鶴谷香央理さんによるコミカライズの第1巻が発売され、ますます注目を集めています。

辻村深月さんは、100万部突破について「誰かの個人的であるはずの孤独や苦しみの向こうに、物語を通じて、こんなにも多くの方が共感を寄せてくれていることに小説を書く者の一人としてとても勇気づけられています。」とコメントしています。

『傲慢と善良』は、婚約者・坂庭真実が忽然と姿を消したことから、西澤架が彼女の「過去」と向き合う物語です。真実がなぜ姿を消したのか、そして現代社会の生きづらさの根源が浮き彫りになる、恋愛ミステリの傑作です。

辻村深月さんは、2004年に『冷たい校舎の時は止まる』で第31回メフィスト賞を受賞し、デビュー。その後も数々の賞を受賞し、現在に至るまで多くの作品を発表しています。代表作には、『ツナグ』『鍵のない夢を見る』『かがみの孤城』などがあります。

『傲マンと善良』は、辻村深月さんの最新作であり、映画化も決定した話題作です。ぜひ手に取って、その世界観を体感してみてください。


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