ルクセンブルク万博パビリオン
2023-09-15 19:00:27
2025年大阪・関西万博:ルクセンブルクパビリオン建設契約締結!内藤ハウスが担当、循環型社会目指す革新的デザイン
2025年大阪・関西万博:ルクセンブルク、循環型デザインのパビリオン建設へ
2025年に開催される大阪・関西万博で、ルクセンブルク大公国が独自のパビリオンを建設することが決定しました。このプロジェクトは、日本の建設会社である株式会社内藤ハウスとの契約締結によって実現することとなります。
ルクセンブルクは、本万博への参加を積極的に推進しており、その象徴となるパビリオン建設は重要なステップです。パビリオン建設は、ルクセンブルク政府とルクセンブルク商業会議所によって設立された経済利益団体「Luxembourg @Expo2025 Osaka GIE」が主導し、内藤ハウスが建設工事を担当します。
内藤ハウスは、システム・プレハブ建築や立体駐車場建設などを手掛ける老舗企業です。長年に渡る経験と技術力、特にシステム・プレハブ建築におけるノウハウは、ルクセンブルクが目指す循環型経済に配慮したパビリオン建設に大きく貢献すると期待されています。
パビリオンのデザインは、ルクセンブルクの建築家「シュタインメッツデマイヤー(STEINMETZDEMEYER)」と空間デザイナー「ジャングルド・ナーヴズ(Jangled Nerves)」によるものです。膜屋根を持つ鉄骨構造で、万博終了後も部材の再利用を最大限に目指す、環境に配慮した設計が特徴です。
ルクセンブルク経済大臣フランツ・ファイヨ氏は、日本の建設業界の複雑な状況の中でも、内藤ハウスとの契約締結によってパビリオン建設が実現することに喜びを表明しました。また、ルクセンブルク館のコミッショナー、アンドレ・ハンゼン氏は、建築許可申請書の提出済みであることを明かし、万博参加準備においてルクセンブルクが先進的な立場にあることを強調しました。
「DOKI DOKI –ときめくルクセンブルク」がテーマ
パビリオンのテーマは「DOKI DOKI –ときめくルクセンブルク」。来場者の心を掴むような、魅力的な空間演出が計画されています。ルクセンブルク大公国の持続可能性と循環型社会への取り組みを紹介しながら、来場者に「ドキドキ」と心躍る体験を提供することを目指しています。
世界で唯一の大公国、ルクセンブルク
ベルギー、ドイツ、フランスに囲まれたルクセンブルク大公国は、面積は日本の神奈川県程度と小国ながら、国民一人当たりのGDPが世界一位という豊かな国です。金融やICTに加え、宇宙開発やバイオテクノロジーなど、幅広い分野で発展を遂げています。首都ルクセンブルク市はユネスコ世界遺産にも登録されており、中世の街並みや要塞は観光名所としても人気です。美食の国としても知られ、ミシュラン星の数も世界トップクラスを誇ります。
今回の大阪・関西万博でのパビリオン建設は、ルクセンブルク大公国にとって、日本との友好関係を深め、その魅力を世界に発信する絶好の機会となるでしょう。環境問題への意識の高まりの中で、循環型経済に配慮したパビリオンは、未来社会のあり方を示唆する重要なモデルケースとなることが期待されます。
内藤ハウスの優れた技術とルクセンブルクの革新的なデザインが融合したパビリオンが、2025年大阪・関西万博を彩ることは間違いありません。
会社情報
- 会社名
-
Luxembourg @ Expo 2025 Osaka
- 住所
- ルクセンブルク L-2449 ブールヴァール ロイヤル19-21
- 電話番号
-
352-2478-4759