弘前の学生たちが描く心温まるポスター展が開催中！

弘前ポスター展が魅力を発信

弘前市では、2021年11月27日から2022年1月10日までの期間、地元学生による「弘前ポスター展」が開催されています。このプロジェクトは地域の商店街を元気にすることを目的に、学生たちが自ら取材し制作した7点のポスターを展示するものです。展示場所は商店街の各店舗、土手町蓬莱広場、ヒロロ3F、弘前市役所前川新館の市民ギャラリーと多岐に渡ります。特に、土手町蓬莱広場、ヒロロ3F、弘前市役所1階では人気投票も実施中で、来場者の投票による盛り上がりを見せています。

参加店舗とポスターの魅力

展に参加しているのは、地元の魅力あふれる店舗7つです。以下はそれぞれのポスターのテーマです：

1. Vege Labo Good day - 「いい1日はサラダカラダ」：健康志向のサラダを楽しむ一天。
2. Franco - 「髪の悩みも恋の悩みも相談してね」：美容室の温かみを伝える魅力的なメッセージ。
3. ヤマザキ洋服店 - 「あなたのオーダーで最高のスーツを」：個別のスタイルを作り上げるお店の特性を強調。
4. HEARTY’S MUSIC - 「音楽が楽しい友だちに」：音楽を通じて人々をつなげる趣旨を表現。
5. MACHINAKA RACK - 「高校生でもブランド品買えるって」：リーズナブルにブランド品を手に入れる喜びを伝えます。
6. 修理クドウサービス - 「モノの寿命を延ばして41年」：大切なものを長く使うことの重要性を教えてくれます。
7. カフェ・ジーバ - 「おしゃれな居心地」：居心地の良い空間でのリラックスをテーマに。

学生たちが描く地域の魅力

今回のポスター展は、弘前の学生が各店舗を取材し、街の隠れた魅力を引き出した結果です。大きな壁にぶつけながらも、ポスター制作に挑む7人の学生たち。彼らは、経験が浅い中でも、取材から企画、撮影、デザインまですべてを4日間でこなしました。実際、多くの学生にとって今回が初めての経験です。それでも、彼らの熱意と創造力が詰まった作品に仕上がっています。

プロのクリエイターのサポート

このポスター展においては、ただ学生たちの力だけではありません。経験豊富なプロのクリエイターたちが彼らをサポートし、アドバイスをしています。このプロジェクトの仕掛け人は、日下慶太氏。彼は大阪生まれ、株式会社電通のコピーライターとして活躍しつつ、「商店街ポスター展」を通じて地域の魅力を引き出す活動をしています。多くの受賞歴を持つ日下氏は、広告制作のプロフェッショナルとしての視点で学生たちを後押ししました。