子どもとパソコンの関係
2016-07-19 17:30:20
子どものパソコン所有が学力向上に寄与する実態調査報告
子どものパソコン所有が学力向上に寄与する実態調査報告
ウィンドウズ デジタルライフスタイル コンソーシアム(WDLC)が実施した調査によると、中学生から大学生を持つ親1,548人を対象にした結果、お子様のパソコン所有が学力に好影響を与えることが明らかになりました。この研究の目的は、パソコンの利用が学習にもたらす影響を把握することです。
調査結果の概要
今回の調査では、高偏差値の学生ほどマイパソコンを所有している傾向が見られました。具体的には、偏差値65以上の中高生の約3人に1人が個別のパソコンを持ち、偏差値65未満の学生に比べてマイパソコン所有率が約1.5倍に達しています。このことから、学力とパソコンの所有には相関関係があると言えるでしょう。
さらに、マイパソコンを持つことによって、学習意欲が高まったと感じる親が過半数を占めるとともに、約90%の親が満足度を示しています。この現象は、学習に必要な調べ物や予備校、自宅学習における有効性を裏付けています。
パソコン所有と親の意識
親は、子どもにパソコンを与える際に「学習効果」を最も期待していることがわかりました。実際に購入後、多くの親が子どもの勉強に対する意欲が増したとしています。また、マイパソコンを管理するためのペアレンタルコントロールに対する関心も高まり、リスクへの意識が増している点も挙げられます。
特に、マイパソコンを持つ家庭では、子どものインターネット利用に対する監視行動が顕著なことが確認されています。お子様の安全を考慮し、インターネットトラブルや有害サイトへの接触を防ぐための対策を講じていることが、このデータから読み取れます。
大学入試改革の影響
2020年以降に予定されている大学入試の改革では、パソコンを用いた試験が導入される可能性も示唆されています。この調査において、パソコンを持っている学生は、現行の試験制度が変更されることを理解している割合が高いことも分かり、今後ますますパソコンの重要性が増すことが予想されます。
今後の展望
WDLCは、今後もお子様に向けたパソコンの利用促進を図っていく方針です。親向けの情報提供や、子どもが安心してパソコンを利用できる環境作りを進めていくために、特にペアレンタルコントロールに関するコンテンツを充実させます。これにより、教育の現場においてパソコンが正しく活用されることを目指しています。
まとめ
この調査を通じて、マイパソコンの所有が子どもの教育や学力向上に寄与するだけでなく、親の意識と行動にも良い変化をもたらすことが明らかになりました。今後もテクノロジーを通じた学びの環境が整備されることに期待が高まります。
会社情報
- 会社名
-
ウィンドウズ デジタルライフスタイル コンソーシアム
- 住所
- 東京都港区港南2-16-3品川グランドセントラルタワー
- 電話番号
-
03-4535-8002