沖縄県とeiiconが新たに5つのプロジェクトを支援
沖縄県は、株式会社eiiconと共に新規事業の創出を目指し、オープンイノベーション事業『OKINAWA Co-Creation Lab.2025』をスタートしました。このプログラムでは、県内企業と全国のパートナー企業との連携を促進し、革新的なビジネスを生み出すことを目的としています。
5つのプロジェクトが採択
本プログラムにおいて、応募プロジェクトから5つを採択しました。これらのプロジェクトは、地域課題に対応するものや新たなビジネスモデルを創出する内容が特徴です。具体的には、以下の5つの組み合わせが選ばれました:
1.
琉球新報社×新光産業
「中小企業が変わる!共創知で実現するジェンダー平等推進アプリ」
企業の活動を通じて、ジェンダー平等の実現を目指すアプリです。
2.
BowL×LX DESIGN
「『複業先生®︎』を活用した教員のメンタルヘルス予防支援」
教員の心ケアを支えるサービスとして、多様な働き方を提案。
3.
yokatta×LOCALPLAY
「感謝の気持ちを伝えるyokattaのサービス業への展開」
地域の人々が感謝の意を表現できるプラットフォームを構築します。
4.
テックベジタス×シナプテック
「agrinexを活用した機能拡張モデル第1弾の実証事業」
農業向けの革新的なサービスを検証するプロジェクトです。
5.
大庭学園×FROGS×星槎国際高等学校
「未来創造型ハイブリッド高校の設立」
新時代の教育モデルを具現化するハイブリッド高校を構想しています。
キックオフイベントも大盛況
これらの採択にあたり、8月19日にはキックオフイベントが開催されました。このイベントでは採択されたプロジェクトのプレゼンテーションが行われ、意見交換の場も設けられており、活発なディスカッションが展開されました。また、前年度の採択者も参加し、過去の成果を共有する貴重な機会となりました。
今後の展望
今後は、沖縄県、eiicon、琉球ミライが連携し、専門家のメンタリングを通じて伴走支援を継続します。これにより、各プロジェクトの事業化を目指します。2026年2月には成果発表会を予定しており、さらなる進展が期待されます。
県内企業の共創パートナー募集中
『OKINAWA Co-Creation Lab.2025』では、沖縄県内の企業が共創パートナーを募集中です。特に、情報通信や社会福祉、観光業など、多様な分野での新たな連携が求められています。
この機会に参加企業が新たなビジネスの形を見つけ出すことを目指しています。詳細は公式サイトにて確認できます。
以上が、沖縄県とeiiconが取り組む『OKINAWA Co-Creation Lab.2025』の最新情報です。新たなプロジェクトが地域の発展に寄与することを期待しましょう。