PreSonus日本市場へ
2024-07-01 14:30:00

PreSonus、日本市場で販売戦略変更!ディーラー直販モデルへ移行

プロフェッショナルオーディオ機器およびソフトウェアブランドのPreSonusは、日本国内における販売戦略を変更し、販売店へのDirect to Dealer(ディーラー直販、DtoD)ビジネスモデルへの移行を発表しました。

これにより、PreSonusの日本におけるディストリビューションパートナーであった株式会社ジェネレックジャパン(旧 株式会社エムアイセブンジャパン)との長年の提携が2024年6月30日をもって終了となります。

今後は、Fender Musical Instruments Corporation(FMIC)が日本国内でのPreSonusハードウェア製品の販売を直接行うDtoDビジネスモデルに移行します。なお、PreSonus Studio Oneソフトウェアは、引き続き株式会社ジェネレックジャパンが代理店として、販売、サポート、マーケティングを継続します。

今回のビジネスモデル変更は、PreSonusが日本市場における販売戦略を強化し、顧客との繋がりをより強固なものにすることを目指すものと考えられます。

PreSonusセールスバイスプレジデントのリック・ナクヴィ氏は、「長年にわたり、多くの素晴らしい思い出、人々、関係、出来事がありました。変化はときに大変なことですが、この決断を通して両組織は現在のビジネス目標により一層集中することができるのではないかと考えております」とコメントしています。

フェンダーミュージック代表取締役社長 アジアパシフィック統括のエドワード・コール氏は、「このような短期間でのビジネスモデルの変更となりましたが、新体制におけるビジネス方針の方向転換を尊重します。私たちは日本でのFenderとグループ傘下及びライセンスブランドにおいて、ブランド、消費者体験、そして日本における総合的な表現力を向上させ、すべてのパートナーに利益をもたらせることを証明してきました。まさにPreSonusでも同様です」と述べています。

PreSonus セールスシニア バイス プレジデントのジェフ・キャリー氏は、「株式会社ジェネレックジャパンは長年にわたり、素晴らしいディストリビューションパートナーでした。これまでのパートナーシップに深く感謝しています。新しいビジネス体制は、常に新たな方向性や難しい決断を伴います。FMICが米国ハワイ州を拠点とするオーナーシップ(Servco)の下にあり、長期的で持続可能な計画を見据えていることに感謝しています。今後も継続して株式会社ジェネレックジャパンがPreSonusの人気ソフトウェア製品をサポートする熱意に感謝するとともに、ハードウェアとソフトウェア製品の統合を促進し、PreSonusブランドの独自性を高めるために、引き続き協力できることを楽しみにしています。また、株式会社ジェネレックジャパンはPreSonusのソフトウェアが現在のGenelecのビジネスモデルと競合するものではないことを示しており、これによりユーザーが長年にわたって享受してきた素晴らしい顧客体験がこれからも継続して提供されることを保証します。」とコメントしています。

PreSonusは、今回のDtoDモデルへの移行により、販売戦略の効率化と顧客とのダイレクトなコミュニケーション強化を目指しています。これにより、日本のプロオーディオ市場においてより強固なプレゼンスを確立し、顧客満足度の向上を目指していくものと考えられます。

今後のPreSonusの動向に注目です。


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