サッカーJ2の湘南ベルマーレと、ゴルフ専門ポータルサイト「GDO」を運営する株式会社ゴルフダイジェスト・オンライン(以下、GDO)は、地域活性化を目的とした包括的な提携を発表しました。
湘南ベルマーレは、総合型地域スポーツクラブとして、地域住民の健康増進やスポーツ振興に積極的に取り組んでいます。一方、GDOは、ゴルフを通じて人々の心身の健康に働きかけることをサステナビリティ基本方針に掲げています。
今回の提携では、両社の強みを活かし、湘南ベルマーレのホームタウンである湘南地域において、スポーツの垣根を超えた様々な取り組みを展開していきます。
連携の中心となるのは、GDOが運営する「GDO茅ヶ崎ゴルフリンクス」です。このゴルフ場は、湘南地域に開かれたゴルフ場として親しまれており、両社にとって理想的な連携拠点となります。
具体的な取り組みとしては、サッカーとゴルフを融合した新スポーツ「フットゴルフ」の実施や、ゴルフ場内に生息する生き物を探す「生物観察」、夜のゴルフ場を一般開放した「ナイトピクニック」などが予定されています。
湘南ベルマーレ代表取締役社長の坂本紘司氏は、「今回の提携を通じて、多くの方にスポーツの楽しさを届けたい。また、これまでの地域との関わりで得た経験や知見を活かし、GDOとともにスポーツの新たな価値を生み出せるよう尽力していきます」と意気込みを語っています。
GDO代表取締役社長の石坂信也氏は、「サッカーとゴルフという異なる競技を愛好する顧客を持つ両社が連携することで、お互いに新たな知見やファンを獲得できる機会が生まれ、この提携がより一層実りあるものになることを願っています」と述べています。
今回の提携は、スポーツを通して地域活性化を図る新たなモデルケースとなることが期待されています。今後、両社がどのような取り組みを展開していくのか、注目が集まります。