2025年度太陽グループ合同入社式の開催
太陽工業株式会社、TSP太陽株式会社、アクティオ株式会社の三社からなる太陽グループは、2025年度の合同入社式を万博記念公園のEXPO’70パビリオン別館展示室で実施しました。この特別なイベントには、太陽工業から17名、TSP太陽から5名、アクティオから2名、総計24名の新入社員が参加し、3社の社長から祝辞が贈られました。
大阪万博との深い関わり
1970年には、大阪で日本初の万国博覧会が開催されました。この万博を契機に、太陽工業はテント構造物の約90%を手掛けるに至り、TSP太陽とアクティオが誕生しました。今回の入社式も、未来のクリエイティブな仕事が行われる舞台となる2025年大阪・関西万博に向けたものであり、これから新たに加わる仲間たちにとって非常に意義深い日となりました。
経営陣の祝辞
太陽工業社長 能村 祐己氏
能村氏は、歴史的な万博の年に入社する新入社員たちを称賛し、過去の先輩たちが築いた歴史や精神を受け継いでいく大切さを強調しました。「失敗を恐れず、挑戦を続けてほしい。目の前の業務に全力を尽くし、日本の魅力を伝える役割を担ってほしい」と述べました。
TSP太陽社長 池澤 嘉悟氏
池澤氏は、TSP太陽が年間1100以上のイベントを担当しているプロフェッショナル集団であることを紹介し、2025年の万博に向けたさらなる成長を期待すると述べました。新たな仲間たちが夢を実現できるような環境を整えることを社員全員で目指すとの意気込みが示されました。
アクティオ社長 淡野 文孝氏
淡野氏は、時代の変化に対応しつつ、新入社員たちの挑戦がグループ全体の未来を形作ることを期待しました。「皆さんの力が、太陽グループをより魅力的にしていく」と力強く語りました。
新入社員の思い
新入社員を代表して挨拶を行った濵田 拓見さんは、「膜」という技術が持つ可能性について触れ、社会を支える力を持つことへの誇りを述べました。続けて、岩井 菜々子さん(TSP太陽)も、イベントを通じた人々の体験革新への思いを、新入社員全員の声を代弁する形で伝えました。また、山城 莉子さん(アクティオ)は、責任感を持ってお客様に感動を提供する仕事に携わることへの意欲を表明しました。
太陽グループについて
太陽グループは、1922年に能村テント商会として設立されて以来、社会に貢献し、多くの人々に感動を届けることを目指して進化を続けてきました。特に1970年の大阪万博を通じて得た経験が、現在のグループ3社の基盤を形成しています。グループ創業100周年を迎えるにあたり、膜・空間・体験の関連性を深め、さらなる発展を目指しています。未来を柔らかく、暖かくするために、引き続き挑戦し続ける姿勢を新入社員たちにも求めています。”
この入社式は、太陽グループにとって新しい才能を迎え、未来に向けての一歩を踏み出す重要な瞬間となりました。新入社員たちの成長とともに、これからの太陽グループの活躍に期待が寄せられています。