グレンモーレンジィがF1公式ウイスキーに、ハリソン・フォードも祝福

新たなパートナーシップ：グレンモーレンジィとフォーミュラ1

この夏、グレンモーレンジィがフォーミュラ1®の公式ウイスキーに認定されたことが発表されました。同社を運営するMHD モエヘネシーディアジオ株式会社は、伝統を重んじながらも革新を追求する姿勢が、このモーターレース界でも評価される理由であるとしています。この提携は、グレンモーレンジィの親会社LVMHとフォーミュラ1の間で結ばれた10年間の協力関係の一環であり、互いに卓越性を追求するという価値観を共にしています。

さらに注目すべきは、俳優ハリソン・フォードがグレンモーレンジィのブランドキャンペーンの星としてこのパートナーシップに関与している点です。7月に行われたF1カタール航空イギリスグランプリでは、フォードがインスピレーションを与えるフォトモーメントをファンと分かち合いました。この特別なイベントで彼のユーモアやウィットが光る映像が流れ、多くの観客を楽しませました。

グレンモーレンジィは、180年以上前からスコットランドでウイスキー製造を行ってきた歴史を持ち、その間常に革新を追求し続けてきました。スコットランドで最も高いポットスチルを持つグレンモーレンジィは、エレガントでフルーティなスピリッツを醸造し、世界中で数多くの賞を受賞しています。その卓越した品質は、多くの愛飲者に支持されています。

フォーミュラ1®との特別な関わり

フォーミュラ1も今年、75周年を迎えます。この歴史的なイベントにおいて、グレンモーレンジィとのコラボレーションは特別な意味を持っています。F1はパフォーマンスの新たな基準を設定し続けるスポーツとして知られているため、同じく革新を重視するグレンモーレンジィとの提携は非常に自然な流れと言えるでしょう。F1のチーフ・コマーシャル・オフィサーであるエミリー・プレザーは、グレンモーレンジィを公式ウイスキーとして迎えることができたことを嬉しく思い、両者の伝統に対する相互の尊重が大切だと述べています。

グレンモーレンジィのCEOであるキャスパー・マックレーもこの提携を喜び、「我々も卓越性を新たな高みに引き上げたい」という意欲を表明しました。このコラボレーションを通じて、レース観戦者には新たな体験とサービスが提供されることが期待されています。特に2025年7月4日に開催されるフォーミュラ1®カタール航空英国グランプリでは、グレンモーレンジィも参加し、特別な体験が提供される予定です。

グレンモーレンジィの魅力

今回のコラボレーションにおいて、グレンモーレンジィはそのユーモラスなキャンペーン「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・スコットランド」で知られる映像を通じて、スコットランドの文化を紹介します。この作品では、ハリソン・フォードがスコットランドの職人技やウイスキーの製造について実際に学びながら、地元の人々とも交流を深めます。これにより、視聴者はウイスキーの魅力だけでなく、スコットランドの独自の文化や伝統も体験できるでしょう。

グレンモーレンジィのウイスキーは、厳選されたバーボン樽で12年間熟成され、華やかなバニラと爽やかな柑橘の香りが楽しめる「オリジナル」が広く人気を集めています。この特別で奥深い味わいが、世界中のウイスキー愛好者から支持されているのです。

この新たなパートナーシップは、ウイスキーの世界とモータースポーツの融合を象徴する試みとして、多くの注目を集めています。