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水産加工業者のための報告会開催

公益財団法人水産物安定供給推進機構が主催するこの報告会は、11月27日（木）14時から、東京都神田駅周辺の会議室およびオンライン（Zoom）にて、無料で行われます。このイベントは水産加工業者の皆様を対象に先進的な取り組み事例を紹介し、業界内での取組の広がりを促進することを目的としています。興味のある方はぜひご参加ください。

講演内容

報告会では以下の5つの講演が特に注目されています。

1. 地域連携による地魚の活用促進

まずは徳島水産物販路推進協議会から、旬の時期以外に安価に流通しているハモや、流通が難しい地元の魚を機械活用でどう流通量を増やし、県内漁業者の所得を将来向上させるかについて発表されます。登壇者は、徳島魚市場株式会社の社長室秘書、麻野紀子氏です。

2. MEL認証による養殖マダイの流通促進

続いて愛南町の養殖マダイに焦点を当て、MEL認証を活用し魚価安定化に取り組む様子が語られます。愛南サスティナブルフィッシュ加工連携協議会から、愛南漁業協同組合販売促進部の岡田孝洋部長が登壇し、サプライチェーンの強化や学校給食への販売などを通じた流通量拡大の事例を紹介します。

3. 多様な魚種を活用した商品展開

多魚種展開促進協議会より、株式会社ジョッキの工藤昭英社長が、珍味商品の多魚種への展開を図るための課題、特に人手不足や労働力の確保にどのように対処するかを説明します。これにより、国内水産原料の消費拡大を狙います。

4. 地域資源の低利用促進

萩市からは、地元漁師の未利用部位を使った商品の開発に取り組む旬の地魚がおいしいまち・萩推進協議会が登壇します。冷凍品や給食への提供を通じて、地域の食育の重要性と水産業の発展について語られるでしょう。

5. インド市場への日本産水産物の輸出促進

最後に、インド向け水産物輸出加速化協議会から、正規輸入の周知やHACCP対応加工による日本産水産物の輸出拡大の取り組みが紹介されます。遠山貿易株式会社の田窪三紀夫代表取締役が、この新しい市場へのアプローチについて述べます。

参加方法と概要

この報告会に参加するには、事前登録が必須です。Googleフォームやメールで申し込むことができます。メールでの申込みは、所属団体、役職、氏名、電話番号、メールアドレス、参加形式などの必要事項を記入の上、[email protected]まで送付ください。参加締切は11月14日です。

詳細な情報や講演内容は今後変更される可能性がありますので、参加を希望される方は公式情報をご確認ください。皆様の参加をお待ちしております。

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