浪曲の新星、京山幸太が東京で待望の独演会を開催
関西浪曲界の若手エースとして注目を集める京山幸太。彼は人間国宝の弟子であり、数々の賞を受賞してきた逸材です。11月23日、彼は東京で初めての自主独演会を行います。会場はお江戸両国亭。扉を開く18時、開演は18時30分からです。チケットは前売り2,000円、当日2,500円で販売されます。
独演会のテーマ「三変化」とは?
今回の独演会のテーマは「三変化」。古典浪曲の技術を駆使しながらも、京山幸太の創作力が光る演目を用意しています。三つの異なるスタイルで観客を楽しませる内容です。
演目紹介
任侠物の新たな試みとして、BL要素を取り入れた作品です。特に、浪曲の定番である任侠物に新風を巻き起こします。
古典文学の金字塔とも言える源氏物語からインスパイアを受けた自作の浪曲です。特に『史上最高にウザい』光る君が躍動する様子が楽しめます。
お家芸ともいえる忠臣蔵を題材にした演目。浪曲の必須とも言える一席を堪能できます。
新作から古典名作まで、多彩な演目が一堂に会するこの独演会は、京山幸太の成長の証でもあります。
パートナーとのコンビネーション
演奏には、京山幸太の学生時代の親友で、最近デビューした曲師・新内光希が参加します。彼との初の共演は、この独演会の見どころの一つです。さらに前読みは天中軒かおりが務め、曲師は伊丹秀勇が担当します。この豪華な布陣が、京山幸太の魅力を最大限に引き立てます。
京山幸太の経歴
京山幸太は2013年に人間国宝・京山幸枝若に入門し、以来多くの受賞歴を持つ実力派浪曲師です。2022年には文化庁芸術祭新人賞を受賞し、2023年には大阪市の咲くやこの花賞と大阪文化祭奨励賞も獲得しました。さらに同年、R-1グランプリ2023の準々決勝にも進出。2025年には地元兵庫県加古川市の観光大使に任命される予定です。
今後の目標
「まずは初乗り込み、そして段々と大きな会にしていきたい。第一回の『切先』はなんとしても成功させます」と京山幸太は意気込みを語っています。
観客を魅了すること間違いなしの独演会、ぜひ足を運んでみてください!
予約方法
独演会の予約は、京山幸太の公式ウェブサイトやメール(
[email protected])を通じて受け付けています。
詳細な情報は公式サイト(https://rokyoku-kyoyama.com/events/ylec_a5g4r/)をご覧ください。