ブロードウェイ・ミュージカル『プリティ・ウーマン』が日本初上陸！尾上右近が魅力を語る

ブロードウェイ・ミュージカル『プリティ・ウーマン』が日本に上陸

1990年に公開された映画『プリティ・ウーマン』が待望のミュージカル化を果たし、日本初上演に向けて期待が膨らんでいます。このミュージカルは、歌舞伎俳優の尾上右近が魅力を語るイベントで、その魅力が語られました。

観客に感動を与えたこの作品は、ロサンゼルスを舞台に、リチャード・ギア扮するビジネスマン・エドワードと、ジュリア・ロバーツが演じる無邪気なコールガール・ヴィヴィアンの恋愛物語が描かれています。映画は世界中で大ヒットを記録しましたが、原作の魅力は映画から舞台へと引き継がれ、舞台版にも新たな命が吹き込まれています。

ミュージカル版は2018年に初めて上演され、その後ニューヨークのブロードウェイやロンドンのウエストエンドでも好評を博しました。脚本は多くのハリウッド映画で知られるJ.F.ロートンと、映画版の監督ゲイリー・マーシャルが担当し、音楽はグラミー賞受賞歌手のブライアン・アダムスが手がけています。これにより、ミュージカルでしか味わえない新たな魅力が生まれています。

日本初上演を前に、TOHOシネマズ立川立飛では特別招待上映イベントが行われました。このイベントに登場した尾上右近は、映画とミュージカルの魅力について熱く語りました。彼は「公開から34年たっている作品でも、現代に通じるテーマ性がある」と、その普遍性を指摘しました。

尾上は「なぜミュージカル化されなかったのか不思議」とも語り、大ヒットした映画の後にミュージカルとして形にされるまでの過程に驚きを感じている様子でした。また、美しい音楽が描かれるミュージカル版ならではの表現に対する期待も大きく、特に映画でのオペラ鑑賞シーンなどの舞台表現に興味を示しています。

「ミュージカルでは、音楽がより重要な役割を持つ。歌で感情を表現するため、名曲が生まれることを期待している」とも語り、映画とは異なる体験に胸を躍らせています。最後には「これまで映画を観たことがない人も、ミュージカル版を楽しんでもらえると思う。生の舞台は独特の空気感があり、一度きりの体験を味わえる」と、観客への期待を込めたメッセージで締めくくりました。

ブロードウェイ・ミュージカル『プリティ・ウーマン』は、2024年9月11日から16日まで東京・新国立劇場オペラパレス、9月18日から23日まで東京・TACHIKAWA STAGE GARDENで上演される予定です。さらに10月には大阪での公演も予定されており、全国の観客を魅了すること間違いなしです。