2025年、新しい年のスタートにあたって、私たちは1年を振り返りつつ、新たな挑戦に向けた意気込みを新たにしています。昨年はセガエックスディーにとって、多くの変革を伴う重要な年でした。中期計画の1期目がスタートし、様々な新しい取り組みが実を結びました。特に、『Risdom(リズダム)』という英語攻略リズムゲームが多くの利用者に楽しんでいただけていることが大変嬉しく思います。このゲームは、ベネッセ様との共同開発により実現し、現在も多くのユーザーが学びながら楽しむことができています。また、東京メトロと協力して開催した「リズダムクエスト アリスと共に夢を取り戻せ!」も成功を収め、多くの参加者に喜ばれました。
2025年は、昨年よりもさらに多くの人々に「学び続ける」を支援するサービスを拡充していく方針です。そこで、株式会社みずほとの合弁会社である「株式会社みずほポシェット」を設立し、日本の金融経済教育の発展に寄与します。この新たなアプリは、親子で楽しくお金の大切さや経済について学ぶ教材となるよう計画しています。これにより、金融への理解が深まることを目指しています。
また、私たちは昨年11月に「ゲーミフィケーションに関する意識調査」を実施し、約7割のスマホアプリが使用されていないという現状を把握しました。その中で、ゲーミフィケーションを活用してユーザーにアプリの利用を促す重要性を再認識しました。このような知見を基に、今年は「ゲーミフィケーション研究所(仮)」の設立を計画しています。この研究所では、東京学芸大学との連携を通じて、教育現場におけるゲーミフィケーションの有用性について研究し、社会貢献を目指します。
2025年の展望として、生成AIの進化がサービス品質向上を助け、企業の生産性向上や新たなビジネスモデルの創出に寄与することが期待されます。サイバーセキュリティの強化も重要課題であり、データ保護や偽情報対策が進むことで新しい成長機会が生まれるでしょう。
私たちセガエックスディーは、これらの変化をいち早く捉え、新しいエンターテインメントや体験価値を提供するために「ゲームフルデザイン」という理念を一層推し進めていきます。このアプローチにより、ユーザーの内発的動機を引き出し、