会社にいながら社会を変える!
株式会社丸井グループは、2023年10月15日に第3回「ソーシャル・イントラプレナー・フォーラム」を開催します。このフォーラムは、組織に所属しながら社会課題を解決するための新しい働き方である「ソーシャル・イントラプレナー」の活性化を目的としており、昨年に引き続き実施されるものです。
フォーラムの概要
フォーラムには、丸井グループの代表取締役社長である青井浩氏や、社外取締役のピーター D. ピーダーセン氏などが登壇し、実際に「ソーシャル・イントラプレナー」として活動しているゲストも参加予定です。イベントは、リアルとオンラインのハイブリッド形式で行われ、トークセッションや参加者とのQ&A、さらにはネットワーキングの機会を提供します。
このフォーラムでは、社会課題解決ビジネスを推進するための個々の思いと事業の結びつけ方、困難を乗り越える方法について深堀りされます。参加者は、登壇者や他の参加者との交流を通じて、実践的な知識を得られる貴重な機会となるでしょう。
登壇者陣
1. 長谷川乃亜氏 (株式会社モルテン)
2. 吉備友里恵氏 (株式会社日建設計)
3. 青井浩氏 (株式会社丸井グループ)
4. ピーター D. ピーダーセン氏 (社外取締役)
ソーシャル・イントラプレナーの普及への取り組み
丸井グループは、「ソーシャル・イントラプレナー」の概念を広めるため、様々な取り組みを行っています。2022年には、「The Intrapreneur's Guide to Pathfinding」と題した書籍を翻訳し、「ソーシャル・イントラプレナー~会社にいながら未来を変えられる生き方~」というテーマで販売開始しました。この書籍は、社会課題解決に向けた新しい働き方を示す指針として多くの支持を集めています。
また、毎年のフォーラム開催には、社内外から多くの方が参加し、交流を深めています。昨年の第2回フォーラムには381名が参加し、「ソーシャル・イントラプレナー・コミュニティ」の設立も発表されました。このコミュニティは、ソーシャル・イントラプレナーの育成と支援を目的としたものです。
国内初の調査結果を踏まえて
最近、株式会社ネオマーケティングの協力を得て、国内における「ソーシャル・イントラプレナー」の実態調査を実施しました。この調査では、約13,000人を対象に、社会課題解決に取り組む人々がどれほど存在するのか、その悩みや状況を確認しました。結果として、約30%の人が「ソーシャル・イントラプレナー」に該当することがわかりました。
更に、調査結果からは3つのレイヤー(フォロワー・ビギナー、チャレンジャー、スペシャリスト)に分類し、それぞれの課題についても抱えていることが明らかになりました。特に、チャレンジャーは社内の仲間を見つけることに、スペシャリストは社外の仲間を見つけることに難しさを感じていることがわかりました。
私たちは、このフォーラムを通じて「ソーシャル・イントラプレナー」を応援する仕組みを強化し、コミュニティの活性化を図る考えです。各レイヤーが抱える問題解決に向けたイベントも計画し、共に成長するためのプラットフォームを提供します。
最後に
「第3回ソーシャル・イントラプレナー・フォーラム」は、社会課題に取り組む意欲のある方々に向けての重要なイベントです。これは新しい働き方への第一歩となり、多くの参加者が自身の経験を共有し合うことで、新たなインスピレーションを得られることでしょう。この機会にぜひ参加し、自らの可能性を広げてください。