物流DX推進！X Mileが「Logistics Conference DX」に登壇し、ドライバー定着率向上策を発表

物流業界の課題解決に貢献！X Mileが「Logistics Conference DX」に登壇

物流事業者向けSaaS・プラットフォーム「ロジポケ」と物流業・建設業・製造業に特化した転職サイト「クロスワーク」を提供するX Mile株式会社は、11月6日（水）にオンラインで開催された「Logistics Coference DXによるロジスティクスイノベーション」オンラインセミナーに登壇しました。

同社の物流プラットフォーム事業本部マネージャーの古川氏は、「2024年問題の現状や、採用後定着率を上げる方法」について講演しました。

講演タイトルは「運送事業者の事故削減・ドライバー定着率向上に役立つ指導方法について」。業界を取り巻く状況、課題改善の切り口、人材定着の課題などについて解説し、人材定着に必要な要素として3つのポイントを提示しました。

それぞれの要素を解決する方法として、「安全教育の高度化」「タレントマネジメントの導入」を提案。ドライバー教育のマネジメントや、適切な評価・コミュニケーションによる定着率向上の方法を具体的に説明しました。

さらに、同セミナーでは、ローランド・ベルガー小野塚氏、国土交通省物流・自動車局物流政策課物流効率化推進官藤原氏、株式会社イー・ロジット角井氏、日本郵便株式会社五味氏など、ロジスティクス分野の専門家による講演も行われました。物流業界の最新動向やDX導入による課題解決などについての議論が活発に行われ、参加者の関心を集めました。

X Mileは、今後もイベント出展や講演などを通して物流DXを推進し、業界全体の課題解決に貢献していくことを表明しました。

X Mileが提供する物流事業者向けSaaS「ロジポケ」とは？

X Mileが手掛ける「ロジポケ」は、物流業界における「働き手の不足」「労働生産性の改善」という課題解決に向けたクラウドサービスです。労務管理・監査対策・経営管理と幅広い課題に対応し、従来、紙や表計算ソフトで管理していた請求書や受発注などをクラウド上で一元管理できます。

中小企業を中心に累計5,000事業所の導入実績があり、導入費用を抑え、月額数万円から利用可能です。

X Mileのビジョン「テクノロジーの力で、ノンデスクワーカーが主役の世界を」

日本の生産人口は、今後20年間で1428万人減少すると予想されています。特に人手不足が深刻な職種は、ドライバー、建設作業者、警備員といった「ノンデスクワーカー」です。

X Mileは、ノンデスク産業において顕在化している「働き手の不足・労働生産性の低さ」という2つの課題解決を目指し、以下のサービスを提供しています。

ノンデスク産業向けSaaS・プラットフォーム：運輸業界におけるドライバー不足や低い労働生産性などの課題解決を支援するサービス。
HRプラットフォーム：ノンデスク事業者向けの人材採用システム「クロスワーク」や物流領域・自動車整備領域・建設領域に特化したエージェント「ドライバーキャリア」「整備士キャリア」「建職キャリア」などを運営。

X Mileは、テクノロジーを活用することで、ノンデスクワーカーが働きやすい環境を整備し、社会全体の活性化に貢献することを目指しています。

X Mileの今後の展望

X Mileは、今回の調達資金を活用し、超巨大なノンデスク産業のDXを推し進めるため、コンパウンドスタートアップとしてマルチバーティカルな事業開発を支える人材採用・組織を強化していく予定です。

特にプロダクト、セールスの両部門の組織を拡大するほか、トップマネジメント人材を採用することで、さらなる成長を目指します。