新PPAサービスで発電効率UP
2025-04-14 14:18:55

京セラとソーラーエッジ、新たなPPAサービスで太陽光発電の未来を切り開く

京セラとソーラーエッジの協業による新たな太陽光発電ソリューション



京セラ株式会社とソーラーエッジテクノロジージャパン株式会社は、産業向けの新PPAサービスを展開します。このサービスは、4月15日より本格的に提供が開始されます。京セラが展開する太陽光発電システムに、ソーラーエッジのパワーコンディショナおよびパワーオプティマイザを組み合わせることで、発電量の向上、運用効率の向上、安全性の強化を実現します。

PPAサービスの特徴



1. 発電量の向上


この新しいPPAサービスでは、ソーラーエッジのパワーオプティマイザを導入します。これにより、これまで1台のパワーコンディショナで直列接続されていた多くのモジュールを、2枚単位で分割して管理することが可能になります。この仕組みは、影や積雪、故障、不純物によって一部のモジュールの発電量が低下した場合でも、その他のモジュールが影響を受けずに効率的に電力を生産できるため、全体の発電量の増加につながります。

2. モニタリングの簡易化


従来、太陽光発電システムのモニタリングは、ストリング全体を調査する必要があり、手間がかかるものでした。しかし、ソーラーエッジのパワーオプティマイザを利用することで、2枚単位での詳細なモニタリングが可能になります。このため、故障や異常が発生した際に、問題のあるパネルを迅速に特定し対処することができるため、運用効率の向上とメンテナンスコストの削減に寄与します。

3. 安全性の向上


太陽光発電システムの一般的な課題として、高電圧による感電リスクが挙げられます。特に火災などの緊急時には、改修が難しくなるケースが多くあります。しかし、ソーラーエッジの「SafeDC™」機能のおかげで、非常時には電源を切ることにより、ソーラーパネルからの電圧を常に安全な30V以下に制御できます。この機能により、感電リスクが大幅に低下し、安全な消火活動が実現されます。

未来を見据えた共同ウェビナーの予定


京セラとソーラーエッジは、2025年5月以降、この新たに導入されたシステムを利用したPPAサービスに関するウェビナーを共同開催する計画です。このウェビナーでは、導入事例や技術的詳細、業界の動向について詳しく説明し、太陽光発電に関心を持つ企業や関係者に向けて知見を提供します。

京セラの企業理念


京セラは、素材からデバイス、機器に至るまで、幅広い製品とサービスを展開しています。その中でも、特に環境エネルギー市場においては、太陽光発電システムや蓄電池、燃料電池などの開発が進められています。また、VPP(バーチャルパワープラント)やPPAサービス、電力買取事業など、再生可能エネルギーサービスビジネスを積極的に進めることで、社会的課題の解決に向けた取り組みを続けています。

ソーラーエッジの先進技術


一方、ソーラーエッジは、スマートエネルギー技術のリーダーとして、世界中のエネルギーマーケットに向けて様々なソリューションを提供しています。太陽光発電システムにおける新しい発電および管理方法を提供し、持続可能なエネルギーの未来に寄与しています。パワーコンディショナの導入によって発電量の最大化を実現し、エネルギーコストの削減に寄与する取り組みは多くの企業に認識されています。

この新しいPPAサービスにより、京セラとソーラーエッジは太陽光発電の効率化、便利さ、安全性の向上を目指していくことが期待されています。双方の企業が力を合わせることで、未来のエネルギーシステムへの一歩を踏み出しています。


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会社情報

会社名
ソーラーエッジテクノロジージャパン株式会社
住所
神奈川県横浜市都筑区茅ヶ崎東4-5-24A館
電話番号
050-3092-2988

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