ナーシング高等学院の2025年度入学式を迎える新たな学びの場

2025年度の年度を迎えるにあたり、名古屋市に拠点を置く「ナーシング高等学院」が、4月10日（木）に入学式を開催します。この学院は、前年の2023年に開校したもので、未就学や不登校の児童たちに向けた特別支援教育に特化した学びの場を提供することを目的としています。新たに4名の生徒が入学予定で、学院のスタッフはその入学を心待ちにしています。

ナーシング高等学院は、株式会社ナーシングが運営する新しい教育機関です。ナーシンググループは、2020年から児童発達支援や放課後等デイサービスなど、多様な福祉事業を展開してきました。その中で、学ぶ機会が必要な子どもたちに対する学習の場として、サポート校が必要であることに気づき、開校に至りました。ここでは、通信制高校と提携し、各生徒に合った柔軟な学習サポートを行っています。特に重視されているのは、心理的な安全基地としての役割を果たし、生徒が安心して学ぶ環境を整えることです。

この学院では、学び直しが可能なカリキュラムを用意しており、生徒は義務教育の基礎から学ぶことができます。また、スクーリングは年に最短2日間で、職員が同行することで安心して参加できる体制が整えられています。宿泊を伴うスクーリングも可能で、不登校経験のある生徒も支援を受けながら参加できます。個別学習室も完備しており、集中できる環境が整っています。

ナーシング高等学院では、従来の教員だけでなく、言語聴覚士や作業療法士など、さまざまな専門職によるサポートが受けられます。このように多角的な支援体制を築くことで、生徒が自分のペースで学び、生活に役立つスキルを身に付ける機会を提供しています。

開校以来、生徒の定着率はなんと100％を誇っており、退学者や単位を落とした生徒は存在しません。2025年度には新たに4名の入学生が加入することで、学院内の雰囲気がさらに賑やかになることが期待されており、職員一同もその新しい仲間たちを迎えるのを楽しみにしています。

特に、ナーシング高等学院が誇るのは、その「寄り添い」の意識です。生徒一人ひとりの特性に合わせた支援を行うだけでなく、保護者との連携にも力を入れています。中学卒業後、勇気を持って新たな環境に挑む生徒たちが、安心して通えるように様々なサポート体制を整えています。これは、今後の社会で「生き抜く力」を育むための基盤となります。

今回の入学式では、年間の学びや成長に向けた期待が高まる中で、生徒たちの新たな未来が切り開かれることを願っています。ナーシング高等学院は、学びやすく、通いやすい環境を提供し、地域社会の中で必要な役割を果たし続けることを目指します。

このような背景のもと、ナーシング高等学院の活動にどうぞご注目ください。入学式を含む各種イベントについては、公式サイトで詳細を確認することができます。地域の皆様の支援を受けながら、今後とも成長を続けていく姿をぜひ見守っていてください。