2025年春、東京と上海で新たな動きが発表されました。国際的なタレントエージェンシーであるCrossover(クロスオーバー)と、映画監督Yuann率いる映像制作会社Kidzfromnowhere(キッズフロムノーウェア)が戦略的な提携を結びました。このパートナーシップは、アジアのクリエイティブシーンを世界に向けて発信することを目的としており、主に日本・中国・韓国・台湾の市場をターゲットに、多様なクリエイティブサービスを展開します。
Crossoverは、国際的なタレントマネジメントや文化に根ざしたクリエイティブ戦略を強みとし、ファッション、アート、音楽、エンターテインメントといった多岐にわたるジャンルで独自の視点を活かしたコラボレーションを実現しています。一方で、Kidzfromnowhereは映像制作とストーリーテリングを中核に持ち、ブランドや企業のビジョンを視覚的に鮮やかに表現する力に定評があります。
この2社の強みを結集することで、従来のマーケティングや広告の常識を超え、文化的かつ芸術的な価値を高めるプロジェクトを生み出しつつ、アジアのクリエイティブを世界中に届けていく狙いがあります。
提携によって提供されるサービスには次のようなものがあります:
ラグジュアリー、ファッション、アート、ライフスタイルなどを対象としたビジュアルキャンペーンやブランドムービー、ドキュメンタリー制作が含まれます。また、企業向けの広告やプロモーション映像、CM、デジタル広告、SNSキャンペーン映像なども得意としています。音楽やエンターテインメント分野においては、ミュージックビデオやアーティストのプロモーションも行っています。
アジア市場向けのインフルエンサー・マーケティングやグローバルブランドキャンペーンのタレントキャスティングも手掛けており、クリエイター、モデル、アーティストのマネジメント・戦略立案にも注力しています。
日本を中心としたアジア太平洋地域のブランディングやマーケティング戦略の立案を支援し、現地のクリエイターや企業とのコラボレーションもサポートしています。また、地域の市場特性を活かした広告やPR施策も提案可能です。
このパートナーシップを通じて、アジアのカルチャーを世界に広めることはもちろん、様々な業界や国、人々をつなげるプラットフォームを提供し、クライアントの課題解決に向けたワンストップソリューションを実現します。両社は、アートとビジネスが交差する場所を作ることで、文化と商業の新たな価値を創出することを目指しています。
Crossoverの創設者兼CEOである陳恵晴氏は、「私たちはタレントマネジメントを超え、文化を生み出し育てる場でありたいと考えています。Kidzfromnowhereとのコラボレーションにより、深いストーリーテリングでのプロジェクトを進め、アジアの創造力を発信できることを嬉しく思います」と述べています。
また、Kidzfromnowhereの創設者兼CEOであるYuann監督は、「アジアのストーリーテリングを世界に届けることは、私たちが大切にしているミッションです。Crossoverとのパートナーシップを通じて、企業やブランドとともに新たな価値を創造していきたいと考えています」と語っています。
CrossoverとKidzfromnowhereの提携は、アジアのクリエイティブな才能が集結し、世界に向けて新たな挑戦をする時代の幕開けを告げています。両社が織り成す新たなプロジェクトにぜひご注目ください。