オアシスの歴史と未来を語る企画展「Oasis Origin + Reconstruction」開催決定

2024年10月31日より東京・神保町にて、アートの新たな可能性を探る「New Gallery」で、企画展「Oasis Origin + Reconstruction」が開催されます。本展は、UKロックバンドのオアシスをテーマに、長年彼らを撮影してきた写真家ジル・ファーマノフスキー（Jill Furmanovsky）と、コラージュアーティストの河村康輔（Kosuke Kawamura）によるコラボレーションによって構成されます。

この展示では、ジルが撮影したオアシスのドキュメンタリー写真に加え、河村による独自のコラージュ作品が展示されます。ジルはポール・マッカートニーやピンク・フロイドなどの著名アーティストを撮影してきた経歴を持ち、自身の作品の中でも特にオアシスに関する写真は、彼女にとって特別な位置を占めています。2024年には、the Abbey Road Music Photography AwardsでICON賞を受賞し、オアシスのノエル・ギャラガーからも称賛を受けました。

一方、河村康輔は大友克洋とのコラボを始めとした多岐にわたる活動で国内外のアートシーンで注目を集めています。彼のコラージュ作品においては、オアシスのロゴやアルバムジャケット、生のポートレートなどを大胆に再構築し、視覚的な驚きを提供します。

今回の展示では、ジルの作品と共に、オアシスのシングル「Champagne Supernova」や、ベストアルバム「Time Flies, 1994-2009」のジャケットを用いられた河村のコラージュ作品も並びます。これに加え、限定のオリジナルグッズも販売され、観客はここでしか手に入らないアイテムを楽しむことができます。限られた期間での展示となるため、貴重な体験ができる機会に是非訪れてみてください。

また、ジルは展示の準備中に、オアシスのギャラガー兄弟が2025年に再結成を決定したことを知り、そのニュースに興奮を覚えたと語っています。彼女はこの展示を通じて、1990年代初頭に登場したマンチェスター出身の5人の若者たちの物語を描くことにも期待を寄せています。

ジルの写真作品や河村のコラージュ、加えて彼らの共同制作によるグッズが手に入る本展は、アートと音楽が共鳴する新たな空間となることでしょう。アーティスト達の独自の視点からオアシスの過去と未来を感じることができるこの機会をお見逃しなく。

展示概要

Oasis Origin + Reconstruction
日時: 2024年10月31日（木） - 2024年11月24日（日）
開館時間: 12:00 - 20:00
会場: New Gallery
住所: 東京都千代田区神田神保町1-28-1 mirio神保町 1階
公式サイト: New Gallery