オリーブ栽培新技術
2023-09-26 09:00:02

新たなオリーブ栽培技術「Oliveious Method」が始動!無農薬栽培の可能性を広げる

新しいオリーブ栽培技法「Oliveious Method」とは



オリーブ業界に新風を吹き込む技術、「Oliveious Method」を提案するのは、合同会社オリビアスです。会社の代表である山本哲史氏が率いるこの事業は、オリーブに関する特許の専用実施権を取得し、トータルサービスである「Oliveious総合ソリューションサービス」を立ち上げました。これにより、オリーブ栽培から商品の製造販売までを一貫してサポートする体制が整いました。

Oliveious Methodの特長



この新たな栽培技法は、その魅力的な特長から農業の未来を変える可能性を秘めています。

1. 生産性の飛躍的向上


一般的にはオリーブが結実するまでに4〜5年かかりますが、Oliveious Methodでは、定植した翌年から結実が可能になります。これにより、単位面積あたりの収穫量が大幅に向上するのです。

2. 無農薬栽培の実現


元水田や耕作放棄地でのオリーブ栽培が可能で、土壌環境に影響を与えない鉢植え技法を活用します。さらに、農薬を使用しない栽培方法を推奨しており、環境に優しい農業を実践します。

3. 標準化された農業マニュアル


Oliveious Methodでは、農業の経験がない人でも簡単に実践できるよう、オリーブ栽培の作業工程を標準化し、マニュアルとデジタル技術で支援を行います。技術を習得するためのノウハウ共有や実地研修も行われており、継続的な学びが可能です。

4. 全国どこでも栽培可能


Oliveious Methodは、地植え、鉢植え、露地栽培などを組み合わせることで、全国の様々な場所でオリーブを栽培できる仕組みを提供します。

Oliveious総合ソリューションサービス



このサービスでは、クライアントがオリーブ栽培の技術を提供し、結実した実をオイルに加工して販売するプロセスを一貫して支援します。また、剪定された枝を利用して苗木を生産し、弊社が買い取るサービスも用意されています。

オリーブビジネスモデルのコンサルティング


オリーブ栽培の拡張に向けて、地域活性化を目的とした様々なビジネスモデルの開発をサポートします。オリーブ農福連携モデルや次世代オリーブ観光農園事業など、多岐にわたる可能性を探ります。

未来のオリーブエコシステム



オリビアスは、クライアントと連携し、オリーブビジネスの新たなエコシステムを構築しています。福島県いわき市のikeda farmでは2023年4月にオリーブを50本定植し、小規模での成長検証に取り組んでいます。これにより、地域の経済活動を促進し、栽培から生産、流通、消費、さらには体験・教育や観光に至るまで幅広い分野での新たな拠点作りを目指しています。

さらに、今回の展示会ではオリーブ農園化を進める一環として、「閉鎖循環式陸上養殖プラントシステム」の展示も行われ、多様なビジネス展開が期待されています。

会社概要



合同会社オリビアスは、2021年に設立され、東京都杉並区に本社を構えています。オリーブの新しい栽培技術を全国に広め、無農薬の国産オリーブ事業を推進し、社会課題の解決に向けた様々な取り組みを行っております。今後は寒冷地や海外への展開も計画され、オリーブ搾油機の量産型新方式開発にも取り組む予定です。

詳細情報については、公式ウェブサイトをご覧ください。

会社情報

会社名
合同会社オリビアス
住所
東京都杉並区久我山5-9-10
電話番号
03-4283-4556

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