新井碧個展「ボーダー・ストローク」がWALL_shinjukuで開催
新井碧の個展「ボーダー・ストローク」が、東京都新宿のアートスペース「WALL_shinjuku」で2024年12月12日から2025年3月19日まで開催されます。この展示は、彼女が新宿という多様性を持つ地域をテーマに、身体的なストロークを通じて描く行為に深く取り組んだ作品群を紹介します。
アートプロジェクト「MEET YOUR ART」
本展は、エイベックス・クリエイター・エージェンシー(ACA)が運営するアートプロジェクト「MEET YOUR ART/WALL_alternative」シリーズの一環として企画されました。ACAは、株式会社ルミネとのコラボレーションで新たなアート空間「WALL_shinjuku」を開設し、このプロジェクトのさらなる発展を目指しています。
新井碧はこの展示を通じて、創作に伴う身体的な行為を観客に体験させることを目指しています。初日のオープニングレセプションでは、作家自身も現地に立ち会い、訪れる人々との交流が予定されています。この機会に、来場者にはWALL_shinjukuのオリジナルステッカーもプレゼントされます。
新井碧の創作哲学
新井碧自身の言葉によると、「わたしが絵を描くと浮かび上がる形態は、植物や人体、動物など有機的です。その動きの瞬間の痕跡を捉え、描く行為そのものを追体験させたいと思っています」。「ボーダー・ストローク」とは、まさに彼女がその瞬間の移ろいを描くことで、自己と他者の間の曖昧な距離を表現しようとする試みです。
彼女は、自己への認識を愛と同様な流動的なものと捉え、その肝を探求しています。新井の作風は、鑑賞者に対して「描く行為」を身体的に想像させることで、共生の時代における生命や時間の意味を問いかけています。
展覧会の詳細
- - 会期: 2024年12月12日(木) - 2025年3月19日(水)
- - 時間: 11:00 - 21:00
- - 入場: 無料、予約不要
- - 会場: WALL_shinjuku(ルミネ新宿ルミネ2‐2F)
- - オープニングレセプション: 12月12日(木)19:00 - 20:30
公開される新作は、新宿の地に根ざした新たな視点を提供することでしょう。皆さんもぜひ新井碧のアートを体感し、彼女が創り出す世界に触れてください。
- - 新井碧プロフィール: 1992年に茨城県で生まれ、東京造形大学を卒業後、京都芸術大学で修士課程を修了。「描く行為」を通じて生命や時間についての深い洞察を提供するアーティストです。
- - 公式SNS: Instagram
本展に関する詳しい情報は、公式サイトやSNSで確認できます。アートが持つ力を感じるこの機会をお見逃しなく。