デルタ航空が新たにエアバス製ワイドボディ機31機を発注
先日、デルタ航空が次世代エアバス製ワイドボディ機31機を新たに発注したことを発表しました。この発注は、国際線の拡大と、今後数年間の機材更新を加速させるための重要な一手です。
具体的な発注内容
今回の発注には、新規の31機に加えて、既存契約の中での購入オプション10機の行使、さらには将来的に購入可能な20機分の追加オプションが含まれています。デルタ航空のCEOであるエド・バスティアン氏は、「国際線ネットワークの拡大と長距離市場の整備の中で、これらの航空機は当社の輸送能力を高め、より上質な体験を提供することに寄与する」と述べています。
長期的な成長戦略
デルタ航空は、10年以上先を見越した国際線およびプレミアムサービスを強化すべく、大規模な機材の更新と拡充を進めています。ワイドボディ機の新規導入は、中・長距離国際線におけるプレミアム席の供給を拡大し、また燃費効率と収益性の向上にも寄与します。
この新規発注により、デルタ航空が保有するA330-900型機は55機、A350型機は79機に増加します。特に注目すべきは、2027年初頭から受け取るA350-1000型機20機が含まれている点です。
A350型機の特長
A350型機は、優れた航続距離と性能を兼ね備え、アジア、中東、南太平洋の主要長距離路線での利用が期待されています。最近、新たに就航したシアトル-台北線やロサンゼルス-メルボルン線でもA350型機が用いられており、今後新規就航予定のロサンゼルス-香港線およびアトランタ-リヤド線にもこの機材を使用する予定です。
A350-900型機にはロールス・ロイス製のエンジンが搭載されており、その燃費性能と航続距離は初期世代のエンジンをはるかに上回っています。また、A330-900型機にはロールス・ロイス製のトレント7000エンジンが搭載され、デルタ航空ではこれらのエンジンについて長期メンテナンス契約も締結されています。
快適な機内環境の提供
デルタ航空が導入するワイドボディ機には、すべての座席クラスに「デルタ・ワン スイート」、「デルタ・プレミアムセレクト」、「デルタ・コンフォート」、「デルタ・メイン」を用意し、広めのプレミアムキャビンと最新の設備が整えられます。機内エンターテインメントは個人用モニターによる無料提供、また高速Wi-Fiや質の高い機内食も完備されています。
このように、デルタ航空は世界各地域のジョイントベンチャーや提携パートナーと共に、広範なネットワークと多様な旅行オプション、一貫した顧客エクスペリエンスの提供を目指します。
結論
デルタ航空の最新の発注は、今後の計画に基づくものであり、数年以内にはナローボディ機232機とワイドボディ機85機を受け取る予定です。この重要な機材の導入は、国際線のさらなる強化に寄与することでしょう。