CERCIT、医療訓練を促進するためのYouTubeチャンネルを開設

株式会社CERCITがYouTubeで医療教育を強化

宮城県仙台市に本拠を置く株式会社CERCITは、2023年より「医療を学ぼう、CERCIT公式チャンネル」を運営しています。このチャンネルは、現役医療者が中心となり、信頼できる医療情報をわかりやすく視聴者に提供することを目的としています。2025年9月9日の救急の日に合わせて開始されたYouTubeの取り組み「YouTube Health First Aids shelf」にも協力し、特に応急手当といった実践的な医療情報を簡単に見つけられるようになりました。

CERCITの使命とチャンネル内容

「教育から明日の医療を変えていく」というビジョンのもと、CERCITは医療教育の新しい形を提案しています。公式チャンネルでは以下のようなシリーズが配信されており、多くの視聴者に役立つ情報を提供しています。

- 覚えておきたい医療のことシリーズ：救急時の対応ができるよう、専門医がわかりやすく解説。
- 麻酔ビデオ学習シリーズ：麻酔に関する知識を深めることができる内容。
- 医療従事者のリアルストーリー：未来の医療を支える人たちの貴重な体験談。

特に、YouTube Health First Aids shelfとの連携によって、視聴者は応急手当に関する実践的な情報にすぐにアクセスできるようになりました。これにより、いざという時に多くの人々が安心して応急手当を行うことができることを目指しています。

さらに広がる医療教育の可能性

CERCITは、東北大学の医療教育機関であるクリニカル・スキルスラボを母体としており、医療従事者の教育や企業との共同研究開発にも力を入れています。新たな医療福祉教育の創造と普及を通じて、全ての人々の学びと健康に貢献することをミッションに掲げており、医学生や医療従事者の教育という面でも先進的な取り組みを行っています。

また、麻酔医療教育アプリの社会実装化や医療シミュレーションプログラム「GrowSIM（グロウシム）～救急初期診療編～」、医療器具「カラフルラインホルダー」の開発・販売も手掛けています。これらのプロジェクトは、医療教育の質を向上させるだけでなく、広く社会に貢献することが期待されています。