UTAGE3.0とBeyond Musicが業務提携
音楽ファンの体験を進化させるために、UTAGE3.0株式会社(本社:沖縄県嘉手納町)が、アジア最大の音楽IPファンドであるBeyond Music(本社:韓国・ソウル)と、業務提携に関する覚書(MoU)を締結しました。この大きな一歩は、東京にて署名式が行われたことで実現しました。
提携の目的
本提携の目的は、両社が持つ知見とアセットを掛け合わせ、日本やアジア、さらにはグローバル市場に向けて、新たなファン体験の創出を目指すことです。音楽業界は、リアルなライブイベントとデジタルエンゲージメントとの融合が進んでおり、その中でアーティストとファンの関係もますます深まっています。UTAGE3.0は、参加したライブの記録をデジタルパスや特典付きのトレーディングカードとして提供することで、ファン体験の向上に寄与してきました。
Beyond Musicの強み
Beyond Musicは、35,000以上の楽曲著作権カタログを保有し、AdeleやJohn Legendといった国際的なアーティストの楽曲も扱っています。このように、グローバルなIP展開を積極的に進め、音楽業界の変革に貢献している企業です。その専門知識とネットワークは、UTAGE3.0のグローバルな展開をサポートする上で大きな力となります。
提携による具体的な取り組み
この提携により、以下のような取り組みが進められます。
- - ファン体験の強化: Beyond Musicが保有する既存のIPとの連携を深め、デジタルプロダクトを通じた新たなファンエンゲージメント施策を実施します。
- - グローバル展開の支援: Beyond Musicの市場に関する知見を活かし、UTAGE3.0のプロダクトを東南アジアやアメリカ市場へ展開していきます。
- - 新たなパートナーシップの形成: この提携を通じて、日本市場におけるIPの開発やパートナーシップの拡大を目指し、長期間にわたる協力を行ないます。
知識の融合による新たな価値
UTAGE3.0とBeyond Musicは、それぞれ異なる視点を持ちつつも協力することで、新たなファン体験の創出と、アジア発の音楽エコシステムの構築を目指します。
双方の代表者からのコメント
UTAGE3.0のCo-FounderでありCEOの鶴田拓夢氏は、「Beyond Musicとのパートナーシップを結べたことは大変光栄であり、UTAGE3.0の思想とプロダクトを世界に届ける挑戦を加速させていきます。アーティストとファンが異なる形でつながる未来を創造していきたい」と述べています。
また、Beyond MusicのCEOであるJinwoo Jo氏は、「この提携は音楽IP業界でのイノベーションを加速し、新たな価値を提供するきっかけになると確信しています」と語っています。
まとめ
音楽の世界は常に変化し続けています。UTAGE3.0とBeyond Musicの提携は、その進化をさらに加速させ、より多くの音楽ファンが自由かつ楽しくアーティストとつながる未来の音楽体験を共創していくものです。これからの展開に注目が集まります。