ヒュンメルが主催する日独交流インクルーシブサッカー大会「ゴチャタノ」の魅力
2025年3月1日、東京都江戸川区で、デンマークのスポーツブランドヒュンメル主催によるインクルーシブサッカーイベント『ゴチャタノ』が開催されます。このイベントは、知的障がいの有無に関係なく、サッカーを通じて交流を図ろうとするもの。参加者を若干名募集しており、この機会に他の人々と楽しくスポーツを楽しむことができるチャンスです。
「ゴチャタノ」の目的と歴史
「ゴチャタノ」は2018年、ヒュンメルと知的障がい児・者の支援を行うNPO法人トラッソスの共同で始まったイベントです。知的障がいを持つ人たちと持たない人たちが共にチームを組み、勝敗を競わず楽しむことを目的としています。チームは約10名から成り、参加者は各自のチームカラーを表すオリジナルシャツを着用。初対面のメンバー同士でも仲間意識を持ち、自然と会話が生まれるよう工夫されています。
2024年6月には、ドイツの名門クラブ「1.FCケルン」が参加し、横浜にあるドイツ学校「東京横浜獨逸学園」からも多くの生徒と先生が交流に加わりました。今回のイベントはその第二回目となり、再び日独の交流を深める貴重な機会です。
参加方法と詳細
ゴチャタノに参加するには、1月5日までの応募が必要です。応募者は若干名に制限されており、多くの応募があった場合には抽選で参加者を決定します。イベントの様子はSNSやウェブ記事で発信されるため、参加する方は撮影への同意が求められます。
イベント概要
- - 日時: 2025年3月1日(土) 10:30受付、15:30終了予定
- - 場所: 江戸川区スポーツセンター 3階
- - 住所: 東京都江戸川区西葛西4-2-20
- - 最寄駅: 東京メトロ東西線西葛西駅から徒歩7分
参加者には動きやすい服装とインドア用のシューズを持参するようにお願いしています。また、昼食を挟むため、食事や飲み物も自分で用意しましょう。
トラッソスと1.FCケルンの役割
トラッソスは、知的障がいを持つ子どもたちと健常者が共に成長できるコミュニティを作るためのサッカースクールです。このような活動を通じて、互いの違いを認め合い、尊重し合う社会を目指しています。一方、1.FCケルンは、かつてブンデスリーガの初代王者としても知られ、多様な背景を持つ選手たちが集まるクラブです。今回のイベントは、両者の理念が一致し、また新たな交流の場としての機会となります。
ヒュンメルの歴史とビジョン
1900年代初頭に創業したヒュンメルは、スタッド付きスパイクを初めて開発したスポーツブランドとして知られています。長い歴史を経て、彼らは今も“Change the World Through Sport.”(スポーツを通して世界を変える)というビジョンのもと、新たなチャレンジを続けています。今回のイベントは、その活動の一部でもあり、特に inclusivity(包摂)を重視しています。
このゴチャタノを通じて、多様な人々がサッカーを共に楽しみ、心のつながりを深める場となることを願っています。皆様のご参加をお待ちしています!
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