西宮神社の神社ナビタ
2024-10-09 14:47:26

福男選びで有名な西宮神社に新設された「神社ナビタ」とは

西宮神社に「神社ナビタ」を設置



兵庫県西宮市に位置する西宮神社は、福男選びなどで広く知られる神社です。この神社は、毎年正月の十日戎には100万人以上の参拝者で賑わい、商売繁盛や家内安全を願う人々に親しまれています。そんな西宮神社に、最新技術を駆使した「神社ナビタ」が設置されたのは、2024年8月29日。これにより、訪れる参拝者に向けた情報提供がさらに充実しました。

「神社ナビタ」は、周辺案内を行うためのデジタルサイネージや古地図風の表示灯として機能します。この設置は、西宮神社の趣旨のもとで、参拝者に正しい日本文化や神社の知識を伝える社会貢献事業として行われました。特に、外国から訪れる観光客にとっても貴重な情報源となるでしょう。

多彩な情報提供


近年、西宮神社には国内外から多くの参拝者が集まっており、その中で案内板の重要性が増しています。神社ナビタは、境内の手水舎の近くに設置され、参道に面しているため、多くの人々の目に留まります。

このナビタは、高さ2100mm、幅2440mm、奥行き275mmという大きさで、左手部分にはタッチ式デジタルサイネージがあり、右手にはLEDタイプの周辺案内図が配置されています。デジタルサイネージでは、境内案内や参拝の作法、さらには近隣の情報が日本語と英語で紹介されていて、外国人観光客も安心して訪れることができます。

右側の周辺案内図には協賛企業や店舗情報が描かれ、さらに、企業による短い動画広告も流れる仕組みです。このような機能は、鉄道駅や公共施設での技術を応用しており、地域活性化にも寄与しています。

地域との連携


西宮市は2025年に市制100周年を迎え、大阪・関西万博の開催も予定されています。このため、参拝者の増加が見込まれており、特に外国人の訪問者にとって神社は日本らしい観光スポットとして人気です。ナビタによって提供される多言語対応の情報は、外国人観光客が日本文化を理解しやすくする手助けとなります。

権禰宜の亀山剛彦氏は、「地域の情報が掲載されているため、訪れた参拝者が地域について深く知るきっかけになることを嬉しく思っています」と述べています。また、今後は時節に応じた情報発信や年間行事の告知なども計画しているとのことです。

結論


西宮神社に設置された「神社ナビタ」は、地域と観光客の架け橋となる役割を果たします。デジタル化が進む中で、伝統的な神社が現代のニーズに応えていく姿が見受けられ、今後の活用法に期待が寄せられています。参拝者や地域住民にとっても、有益な情報源として機能し、神社の魅力をさらに引き出すことでしょう。


画像1

会社情報

会社名
表示灯
住所
電話番号

トピックス(地域情報)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。