経理業務の効率化が店舗成長を支える
全国に160店舗を展開する七輪焼肉チェーン「安安」を運営する株式会社富士達は、急成長の裏に潜む経理業務の課題を解決するため、株式会社インボイスの「Gi通信」と「OneVoice公共」を導入しました。この取り組みは、単なる業務効率化にとどまらず、企業全体の成長に寄与するものでした。
1. 急成長の影で見えた経理業務の限界
富士達は、わずか10年で店舗数を10倍にするという野心的な目標のもと、月に10店舗のペースで出店を続けてきました。2025年には160店舗を目指す中、全国から送られてくる月300枚以上の請求書が、本社の財経部を圧迫していました。契約の更新や解約も頻繁に発生し、請求内容の確認が困難を極めている中で、従来の業務プロセスでは限界に達していました。
倉庫に保管された大量の紙の請求書は、監査時の整頓にも時間がかかり、経理の業務効率が急務となっていました。
2. 経理効率化サービスの導入背景
この度の導入に至った背景には、「このままでは業務が回らない」との危機感がありました。業務のボリュームを減らしたいという意図から、インボイスのサービス導入が決まりました。主な選択基準は2点です。
- - 支払先の一元化: 毎月の支払いがインボイスに一本化され、異なる金融機関や支払い方法を意識する必要がなくなりました。
- - 請求情報のデータ化: 請求書が統一されたフォーマットで提供されるため、定型業務を削減でき、データ分析や経営管理へシフトすることが期待されました。
このような背景から、導入の決め手があったのです。
3. 経理効率化サービス導入後の成果
インボイスの一括請求サービスを導入後、請求書処理にかかる時間は体感で半分以下になりました。これまで手作業で行っていた請求書の確認や処理が、月に1回届くデータを簡単にチェックするだけにシンプル化されたのです。
- - 支払先の一本化により、銀行訪問の回数が減少し、スムーズな支払いが可能になりました。
- - ペーパーレス化が実現し、倉庫管理の手間が不要になり、監査にも迅速に対応できるようになりました。
- - さらに、定型業務からの解放によって、企業はデータ分析や業務改善など、付加価値の高い業務へ注力できることとなりました。
この施策により、時間と心の余裕が生まれ、企業のさらなる成長への土台が整ったのです。
4. 「安安」と株式会社富士達の今後のビジョン
株式会社富士達は設立以来、飲食業界で躍進を続けています。経理業務を改革することで、成長の足かせとなっていた要素を取り除き、今後の店舗展開やサービス向上につなげていく方針を描いています。これからの「安安」の進化に注目が集まります。
5. 企業情報
- - 会社名: 株式会社富士達
- - 設立: 1988年2月
- - 本社: 神奈川県横浜市神奈川区栄町1-1 KDX横浜ビル10F
- - 店舗数: 162店舗(直営150店舗・FC12店舗)
- - 公式サイト: 安安公式サイト
- - 関連サービス: インボイスの一括請求サービスが、さらに多くの企業において経理業務の効率化を助けているのも注目すべき点です。詳しくはインボイスの公式サイトや問い合わせ先をご確認ください。