ジェンダーニュートラルを掲げるファッションブランド『Sui(スイ)』の誕生
近年、ファッションは性別を問わず楽しむ時代に突入しています。しかし、従来の固定観念がその自由を妨げることも少なくありません。そんな中、「女性なのにネクタイ?」という挑戦から始まったのが、ジェンダーニュートラルブランド『Sui(スイ)』です。このブランドは、性別の枠を超えたファッションを提案し、社会に変化をもたらすことを目指しています。
性別を超えたファッション
『Sui』の第一弾アイテムは、誰もが自由に着用できるネクタイです。このネクタイは、性別に依存せず、すべての人々に向けてデザインされています。2023年9月1日より開始されたクラウドファンディングでは、先行販売を行い、プロジェクトの趣旨に共感した多くの人々が支援を表明しています。このネクタイは、単なるファッションアイテムとしてだけでなく、自分らしさを実現するための強い象徴と位置づけられています。
社会的な背景と設立者の想い
『Sui』の設立者である金子さんは、オーダースーツ専門店でフィッターとして活躍してきました。そんな中、性別や体型にこだわらず、スーツを自由に選びたいという思いを持つ多くの顧客と接する中で、「本当に自分が着たいデザインを選べない」という声を耳にしました。特に「女性なのにネクタイをつけることに対する不安」や、「男性だからといって男らしいデザインしか選べないというジレンマ」が、固定概念によっていかに広がっているかを痛感したのです。
「ファッションはもっとも身近な自己表現だと思っています。その中で、自分らしさを制限されるのはとても悲しいことです。」と金子さんは語ります。
ファッションを通じた教育への取り組み
今後、金子さんは『Sui』を通じて「ジェンダー×ファッション」をテーマに、教育現場でのLGBTQの理解促進に力を注ぎます。また、ウェディング業界においても同性婚を尊重した衣装選択の自由をアプローチしていく計画です。「私は私でいい」と思える社会づくりを目指し、ファッションの力を信じています。
クラウドファンディングプロジェクト
『Sui(スイ)』が実施しているクラウドファンディングは、次世代のファッションを支える重要なプロジェクトです。詳細や支援については、こちらのリンクから確認できます。
クラウドファンディングの詳細はこちら
自分らしく生きる勇気を持つこと。それは、時代が求める大切なメッセージでもあります。『Sui』が提供する服は、そんな力を秘めています。今後の展開に期待が高まります。
【お問い合わせ】
Sui(スイ)
担当:金子美緒
メール:
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