広告会社が中高生の学びの場に！大広の教育プロジェクトとは

株式会社大広が提供する新たな教育のカタチ

近年、教育界では「Z世代」と呼ばれる中高生のための新しい教育施策が求められています。株式会社大広は、こうした時代の波に応えるため、探求型キャリア教育プログラム「グローディア」と連携し、東京都港区にある自社オフィスを学びの場として提供する取り組みを開始しました。

「未来をつくるジブン開発」

大広が実施したこのプログラムは、2025年5月の3日間にわたり行われました。講義では、参加者自身が過去を振り返り、「価値観」や「やりたいこと」を掘り下げることが重視されました。このプロセスを通じて、未来の自分を描く力を育むことが狙いです。

このような教育活動は、大広の理念である「想いに火をつけ、想像以上の未来を。」を基にしており、社会に対するサステナブルな貢献活動として位置づけられています。多様性と不確実性があふれる現代社会において、若者が自らの未来への想いを大切にすることを促しています。

教育の背景にある社会情勢

現在の学校教育では、偏差値や試験の成績が重視されがちですが、文部科学省は「職業観や社会的自律への教育の強化」を提唱しています。多くの中高生が社会のニーズを理解し、実践的なスキルを身につけることが求められています。

こうした状況に対し、グローディアでは個々の「やりたいこと（WANT）」を起点とし、社会との接点を意識した教育プログラムを提供。参加者は、大手ビジネススクールの現役講師から直接指導を受け、実際の企業環境での学びを体験します。

教育の場としての企業オフィス

大広本社で実施されたこの講座は、広告ビジネスが行われる実際のオフィスという特別な空間で行われました。この環境は、参加した生徒たちに新しい緊張感や社会性を提供し、多くの保護者からも好評を得ました。「将来の職業観や価値観の形成に寄与した」との声や、実際のビジネス環境を体感したことで興味を喚起された参加者も存在しました。

一人の生徒は、「できるかどうかよりも、自分のやりたいことを見つめ直す機会だった」と語り、別の生徒からは「広告会社での経験は楽しく、仕事に対する関心が高まった」との声が挙がっています。

次回の講座について

次回は、7月の13日、20日、27日に、大広東京オフィスで「共感と協調のリーダーシップ」というテーマの講座が計画されています。「違いを尊重し、支え合う力」を3日間で学ぶこのプログラムでは、チームワークや前向きな姿勢、共感力など、Z世代がこれからの社会で求められる力を体感的に育むことを目指しています。

大広は、このような未来人材の育成に向けた活動を今後も積極的に展開していく考えです。講師や広報担当との取材も受け付けていますので、興味のある読者はぜひ問い合わせてください。