現代アートの新たな風を感じる個展が、東京・日本橋にて待望の開催を迎えます。2024年8月2日から31日までの間、タグボートにて展覧されるのは、アーティストの有村佳奈による「CHANGE」です。彼女が描く「ウサギの仮面を被った乙女たち」は、私たちに現代を生きる女性の心情や変化を問いかけています。
有村佳奈は、女子美術大学を卒業後、約1200体の「乙女」を制作してきました。彼女の作品は、単なる美しさを超え、深いメッセージを持っています。乙女たちが仮面を被る理由、それは現代社会の中での自己防衛やアイデンティティの探求です。人々がSNSなどの新しい環境で生活する中、彼女たちは夢の世界から現実への象徴へと進化しました。
今回の個展では、特に「仮面を被る瞬間」に焦点を当てています。仮面を被ることで隠される様々な側面が、心のブレや時間のブレを表現する新作25点に織り込まれています。その作品は、観る人にまるで短編映画を観るかのような体験を提供し、現実と虚構の境界を感じさせます。
会期中には多くのイベントも予定されています。オープニングレセプションや、作家自らが案内するガイドツアー&サイン会、小説家の木爾チレン氏とのトークイベントも行われます。特に木爾氏との対談では、平成から令和へかけて変わりゆく「乙女」のイメージについて掘り下げていく予定です。来場者には特別なコラボポストカードのプレゼントもあり、ファンには嬉しいサプライズです。
また、個展に訪れた方には、週替わりで特典カードの配布があります。さらに、アクリルスタンドやポストカードなどのグッズも販売されるため、ぜひお見逃しなく!
有村佳奈は今年4月、パリのギャラリーで初の海外個展を開催し、成功を収めた注目のアーティストです。その活躍は日本を越え、国際的なフィールドでも評価されています。彼女が描き出す「仮面を被った乙女たち」の世界は、必見の価値があります。
この個展に訪れれば、彼女の創造性と現代社会に対する批評を直接体感する貴重な機会となるでしょう。ぜひ足を運び、有村佳奈の新たな作品を堪能してください。
開催概要
- - タイトル: 有村佳奈個展「CHANGE」
- - 会期: 2024年8月2日(金)〜31日(土)
- - 営業時間: 11:00〜19:00(休廊:日月祝)
- - 入場: 無料・予約不要
- - 会場: tagboat(東京都中央区日本橋富沢町7-1 ザ・パークレックス人形町 1F)
詳しい情報は、
特設ページをご覧ください。