省エネアプリ開発のメンテル、AWS Activateに採択！10万ドル相当の支援で事業拡大へ

省エネアプリ開発のメンテル、AWSの支援プログラムに採択

環境問題への貢献を目指すスタートアップ企業、メンテル株式会社が、Amazon Web Services（AWS）のスタートアップ支援プログラム「AWS Activate」に正式採択されました。この採択により、メンテルは最大10万ドル相当のクレジットをはじめとした様々な支援を受けられることになります。

AWS Activate採択によるメリット

今回の採択でメンテルは、AWSが提供するクラウドサービスを最大限に活用し、開発やマーケティング費用を効率的に運用できるようになります。具体的には、サーバーコストの大幅な削減が見込まれ、そのコスト削減分を、より高度な技術開発や積極的なマーケティング活動に充当することが可能となります。さらに、AWSからの技術サポートも得られるため、開発スピードの向上、サービスローンチの早期実現が期待されます。

メンテルの主力アプリ

メンテル社は、建物の光熱費削減や設備管理の効率化に貢献する2つのアプリを開発しています。

エコビルアプリ

このアプリは、建物の光熱費管理の省力化と省エネによるコスト削減を支援します。主な機能は以下の通りです。

1. 光熱費明細情報の自動取得: 煩雑な手作業によるデータ入力から解放されます。
2. 提出帳票の自動作成: 帳票作成にかかる時間を大幅に削減します。
3. 運用効率ダッシュボード: ひと目で建物のエネルギー消費状況を把握できます。
4. エコチューニングのレコメンド: より効果的な省エネ対策を提案します。

設備管理アプリ

このアプリは、設備管理業務の省力化と点検履歴の一元管理、そしてそれらデータを用いた修繕計画の立案を支援します。主な機能は以下の通りです。

1. モバイル端末対応: 作業時間を短縮し、省人化に貢献します。
2. 電子帳票化: 紙ベースの点検記録をデジタル化し、一元管理を実現します。
3. データ活用による修繕提案: 蓄積されたデータに基づき、効率的な修繕計画を提案します。

メンテル株式会社について

メンテル株式会社は「あらゆる建物のロスを省いて、より快適でエコな暮らしを」というミッションを掲げ、省エネソリューションを提供しています。2023年4月に設立された若い企業ながら、その革新的なアプリ開発と環境問題への強い意識で注目を集めています。東京都中野区に拠点を置き、アプリケーション開発・販売、コンピュータシステム開発・販売、データ分析・シミュレーション、各種コンサルティングなどを事業として展開しています。