音楽クリエイターを支える新たなプラットフォームSURF Musicが始動

音楽の未来を切り開くデジタルマーケットプレイス、SURF Musicが新しいビジネスパートナーを迎えてさらなる進化を遂げました。HIP LAND MUSIC、agehasprings、Rainbow Entertainmentの3社が新たにこのプラットフォームに参加し、音楽クリエイターたちを支援する体制を強化しています。この動きは「Bringing Power Back to Music Creators（音楽のチカラをクリエイターに）」というキャッチフレーズのもと、世界中の才能あるクリエイターに新たな機会を提供することを目指しています。

SURF Musicは、未発表楽曲を世界中の音楽クリエイターやレーベルが共有するためのプラットフォームです。このサービスを通じて、アーティストは広範なネットワークにアクセスすることができ、自身の楽曲を多くのクリエイターに届けることが可能になります。また、アーティストやクリエイターは、他の音楽制作のプロジェクトにも簡単に参加できる機会が提供され、活躍の場を広げることが期待されています。

ビジネスパートナーの役割

新たに参加したHIP LAND MUSICは、音楽とテクノロジーを組み合わせた「FRIENDSHIP DAO」プロジェクトとの連携を通じて、プラットフォームを利用するアーティストに多様なサービスを提供する狙いを持っています。これにより、アーティストは新たな楽曲の発見や収益化の機会を得ることができるでしょう。

一方、agehaspringsは自社のクリエイターがSURF Musicを活用できるよう促進し、国内外のネットワークを通じて楽曲ピッチの機会を広げることを目指しています。特に、中国市場への展開を視野に入れており、国際的な視点からのサポートも加わります。

さらに、Rainbow Entertainmentはリミックスコンテストを通じて所属アーティストの才能を引き出す取り組みを進めており、アジア市場での注目も集める新人アーティストREJAYにおいても、その活動が期待されています。

SURF Musicの特徴

SURF Musicは現在、40,000人以上のクリエイターが登録しているプラットフォームであり、未発表楽曲のデータベースを持っています。アーティストはこのプラットフォームを通じて楽曲提供を行うチャンスが得られ、リクエスト情報を通じて自身の楽曲の発注も可能です。これにより、より多くのアーティストとクリエイターがつながり、新たな音楽の創造が期待されます。

SURF Musicでは、AIが自動付与する楽曲タグや「マジックサーチ機能」を搭載し、クリエイターが求める楽曲を迅速に見つけることができます。また、コミュニケーションを円滑にするための「SURF Sessions」も設けられており、クリエイター同士の交流がよりスムーズに行えるようになっています。すべての取引収益はクリエイターに還元され、持続可能な音楽制作のエコシステムを構築することが目標です。

終わりに

SURF MusicのCEO、小堀ケネス氏は、新しいビジネスパートナーとして参加した3社の持つマネジメント会社としての強みを生かし、音楽クリエイターと多くのクライアントを直接繋げることで、プラットフォームを一層活性化させることが期待できると語っています。これにより、音楽クリエイターたちの新しいチャンスが広がり、未来の音楽シーンがより豊かになることでしょう。