ケアレックスがガイアメディケアとの提携強化で在宅事業を拡大へ

ケアレックスとガイアメディケアの提携強化

ケアレックス株式会社は、在宅医療サービスの拡充を図るべく、株式会社S.O.W.ホールディングスの子会社であるガイアメディケアとの資本及び業務提携を強化することを発表しました。この提携の一環として、新たに設立される合弁会社「StarQガイア株式会社」が、訪問看護サービスをはじめとする在宅事業の運営を統合し、より高品質なサービスの提供を目指します。

合弁会社の設立

ケアレックスとS.O.W.の持株比率は、それぞれ66.6%と33.4%となる予定です。この方針に基づき、StarQケア株式会社がケアレックスの在宅事業を承継します。この新会社は、2024年7月に設立され、訪問看護をはじめとするさまざまな居宅介護支援サービスを提供していく計画です。

提携の背景

ケアレックスは2022年7月にガイアメディケアの発行済株式の33.4%を取得し、在宅事業の業務提携を締結しました。その結果、首都圏を中心にサービス地域を拡大するとともに、人材育成の相互協力を通じて、提供サービスの質向上に取り組んできました。

目指す的確なサービス提供

今回は、訪問看護サービスの需要増加を見込み、地域ニーズに応えられる大規模なステーションを整備することを目指しています。これにより、様々な世代や専門的なケアが必要とされる方々に対し、より効果的なサービスを提供できる体制が整うことでしょう。

さらに、在宅医療の質の向上を実現するためには、看護師や療法士が働きやすい環境を整えることが不可欠です。そのため、ケアレックスは人事処遇体系や人材育成体制の確立、ITシステムの導入やDX推進を進める計画です。これによって、バックオフィス機能を充実させ、安定したサービス提供を実現していく狙いです。