楽しく学ぶ!板橋区の新たな防災訓練アプリ
東京都板橋区が、令和7年8月20日(水)に新たな防災教育ツールとして「バーチャル水害避難訓練アプリ」をリリースしました。このWEBアプリは、区内の地形を3Dモデルで再現した仮想空間を舞台に、ユーザーがスマートフォン上で水害時の避難体験を行える仕組みです。
このアプリの最大の特徴は、実際に居住する地域の水害リスクを知りながら、参加者が自身の判断で避難行動を体験できるところにあります。地元の環境を反映したリアルなシナリオが展開されることで、実生活に即した防災知識が習得できるのです。
アプリの特徴と内容
アプリでは、正確な防災情報を取得する方法や、水平避難、緊急垂直避難など、避難時に重要な知識が全て学べます。また、特に高齢者や要支援者のための事前避難や援助について学ぶことも重視されており、地域の人々と協力し合いながらの避難行動を促進する内容となっています。
4つのステージで多様な体験
アプリ内には、以下の4つの地域を模したステージが用意されており、それぞれ異なる訓練を提供しています。
【舟渡ステージ】
状況判断が求められるステージです。正しい選択肢を選び、避難所を目指します。
【新河岸ステージ】
避難に関するクイズが出題され、楽しみながら知識が身に付きます。正解を導き、同様に避難所を目指します。
【高島平ステージ】
10種の防災アイテムを集めるミッションです。集めたアイテムは、避難時に役立つ重要な持ち物です。
【シークレットステージ】
前述の3つの地域の体験をクリアすると解放され、学んだ防災知識を振り返りながら、さらなる理解を深めることができます。
参加者は、繰り返しこのアプリを通じて体験することで、その訓練効果を高めていくことができます。ゲーム感覚でプレイしながら学べるこのアプリは、特に子供から大人まで、誰でも気軽に楽しんで学ぶことができる設計です。
アプリへのアクセス方法
アプリに関する詳細や、遊び方に関しては特設ページが設けられています。興味のある方は、以下のリンクをご確認ください。
アクセスは、
こちらから。
この取り組みを通じて、板橋区民の防災意識の向上や、地域の防災体制の強化に貢献することを目指しています。
この機会にぜひ、楽しみながら防災を学び、安全な地域づくりに貢献していきましょう。