ラクスルのデータサイエンティストがatmaCupで優勝!
ラクスル株式会社のデータサイエンティスト、石川ナディーム氏が、データ分析コンペティション「atmaCup 第21回大会」で栄冠に輝きました。この大会は、国内の有名なデータサイエンティストが参加する高レベルなコンペティションで、鋭い分析力と独自の技術が試されます。今回は特に、実務で重要とされるプロンプトインジェクションやジェイルブレイクといった攻撃耐性設計が焦点のコンペティションでした。
atmaCup大会について
atmaCupは、atma株式会社が主催するデータ分析の祭典で、参加者は短期間で課題を検討し、それに応じた精度を競います。今回の第21回大会では、株式会社Elithを共同開催企業として迎え、攻撃と防御のプロンプト設計スキルを培うことを目的とした対戦形式で行われました。このように、データ科学の高度なテクニックが求められる場であることは明白です。
石川ナディームの勝因
石川氏は、LangGraphを用いて、3つのAIエージェントを駆使しました。「攻撃」「評価」「分析」それぞれの役割を担うAIエージェントが連携し、人間だけでは限界がある仮説検証を迅速に進めました。この手法によって、ブラックボックス的な防御システムの境界を自律的に探ることが実現し、見事に首位をキープしました。
有害な文章をBase64エンコードし、特定のJSONを生成するという新たなアプローチを導入した結果、さまざまな攻撃プロンプトの生成に成功。これにより、強固な有害判定を回避し、優勝を果たしたのです。
石川ナディームの経歴
石川氏は東京工科大学を卒業後、2024年にラクスルに新卒として入社しました。ノバセル株式会社に出向し、マーケティングデータの統計モデルによる分析に携わった後、2025年にはデータ戦略部に異動し、検索やレコメンドの領域でのデータ分析に力を入れています。彼の背景には、日常的にデータの分析に取り組む環境があり、それが今回の成果に大いに寄与したのです。
受賞後のコメント
石川氏は自身の受賞に対する喜びを語り、「このテーマは『Jailbreak』で、LLMから有害な情報をいかに引き出し、またそれを防ぐかが重要でした。LangGraphを用いた自律的なプロンプト最適化が成功したのは、ラクスルに入社後、関連プロジェクトに取り組んできたおかげです」と述べています。
彼はこの成果を基に、より安全で価値のあるプロダクトや業務基盤の構築に寄与し、ラクスルの成長に貢献する意向を明らかにしました。
企業ビジョン
ラクスル株式会社は「仕組みを変えれば、世界はもっと良くなる」というビジョンのもと、中小企業の経営課題を解決するテクノロジープラットフォームを目指しています。彼らは「モノ」だけでなく、「ヒト・モノ・カネ」全ての管理領域でサービスを提供し、中小企業全体の包括的な経営課題を解決するため、日々努力しています。
会社概要
- - 名称:ラクスル株式会社
- - 所在地:東京都港区麻布台一丁目3番1号 麻布台ヒルズ 森JPタワー 19階
- - 代表取締役社長 グループCEO:永見 世央
- - 設立:2009年9月1日
- - コーポレートサイト
このたびの優勝は、ただの成果ではなく、データサイエンスの未来を築くための第一歩と言えるでしょう。これからも、ラクスルの取り組みから目が離せません。